Breminger

キングオージャーVSドンブラザーズのBremingerのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

戦隊ヒーローへカムバックするきっかけになったドンブラザーズ、あんなアクの強い作品の後だけど大丈夫か?と思ったらこちらはこちらでアクが強かったキングオージャーのコラボとかいう得すぎる作品。
Vシネマありがとう。特典はトレカでした。

30分の作品とは思えないくらい2作の魅力が詰まっていて、素晴らしいカオスが充満していました。

冒頭から意味不明なスタートで、ドンブラもキングオージャーも全員死んでるという謎展開でまずひと笑いしましたが、その後の展開も激しかったです。
全員が死んだ経緯も割と狂ってて、もちが詰まったギラはさておき、嘘発見器で落雷が落ちる実験でしっかり嘘をついてたジェラミーとサルブラザーが食らった煽りを喰らうヤンマくんがまず3キル。
イヌブラザーとソノニが逃亡中になぜか空いてた穴に落ちて2キル。
オニスシスターとソノザ、ヒメノとリタも対立してしまってまとめて4キル。ここのやりとりは実写化に対する極意だったり、子供向け作品とはなんぞやのやり取り満載で、ドンブラの要素がキングオージャーにも強く蔓延していました。
カグラギとジロウはぶつかり合いが強力すぎて心肺停止で2キル。筋肉マッソー。
キジブラザーは凍死というなんとも悲しい1キル。
嘘をついたからモモタロウもハッカバッカへ。ここは本編通り。

もうここまででも楽しいんですが、メタ的にちゃんと戦隊ごとで並んだり、決めポーズもしちゃったり、倒す時はしっかり団結していったり、アクの強いもの同士惹かれるのか、それともドンブラザーズがそれすら意に介さず突き抜けていってしまってるのか、混ぜるな危険を混ぜた時の破壊力は凄まじく、ヲタクは大歓喜でした。

全体通してギャグに命賭けてるレベルで笑わせてくれるので、このカオスさに乗れるか否かで評価は変わると思いますが、そのカオスが大好きでここまで観続けているのでそんなもの関係なくどハマりでした。

ソノイがおでん屋でやって来てくれたのはやっぱり嬉しかったです。死後の世界とはいえ再会できて、優しい言葉を語りかけてくる、こいつぁイケメンでした。

それぞれの世界で再び生きていく戦隊たち。この2作品、もう後1年くらいやっても余裕でいける作品なんで、2年に一回とかでいいんで新作作って貰えませんかね?
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