おーじ

水になった村のおーじのレビュー・感想・評価

水になった村(2007年製作の映画)
4.4
岐阜県徳山村がダムの底に沈むまでの15年間の記録。
じょバーちゃん、「わさびを取りに行く」って理由で山の急斜面を進んでいったりしてめちゃくちゃ元気。
長い年月育った野生の梨の木ってあんなに高くまで実をつけるのか。
小ぶりな梨をその場でおじゃんこして木漏れ日の中食べるシーンが後々懐かしい日々として出されたりして、はぁ〜…止めてくれよ泣くから。
この心の豊かさの象徴のような生活、既に無くなることが決まっている村の中だというのに家が取り壊されるシーンまでなんだか忘れてたね。
ラストで再会した大西さんとじょバーちゃん、あの涙の記憶が無くなった事がバーちゃんにとって良かったのかなとも思ったり。
ただ大西さんとの楽しい日々、ちょっとは思い出してたのかな…?
活気があって人が沢山住んでいた村のまま、じょバーちゃんの記憶の中に閉じ込められた。
おーじ

おーじ