優しい恋人と暮らす女の話。
登場人物の容姿は美しくてもそうでなくてもいいし、男でも女でもよくて、ただその人物に特有の視点が示されればいい。でも、この映画は主人公が美しいから不機嫌な顔で黙っているだけでも観客は見ていられるけど結末に至っての答えが「わからない」では外見の美しさ以外に何を見せたかったのか理解できない。主人公から同棲相手へ暴力にしても男女が逆なら許容されない。美醜や性差の固定観念に依存。
冒頭の喫茶店で他の客の会話が聞こえるシーンはとても面白かったし帽子をかぶった河合優実は格好良かった。