菩薩さんの映画レビュー・感想・評価

菩薩

菩薩

生き残るには脳が足りない

映画(2208)
ドラマ(0)

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.1

俺の中の来年のM-1優勝大本命、お笑いトリオ四千頭身の「喧嘩」と言うネタの中に、ツッコミの後藤が「女子の真似」と称してあの独特な口調で「や・め・と・き・な・よぉ〜」と繰り返しちゃちゃを入れる場面がある>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

2.5

すな。わしゃようせん。

面白くない、けどつまらなくない、好きではない、けど嫌いでもない、普通、とにかく普通、平凡、とにかく平凡、しいて言えば平和すぎて怖いくらい平和な映画。喫茶店経営者がラジオ体操会
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.1

休日、朝10時に起床、珈琲を淹れ、パンを焼き、ウィンナーと目玉焼きを焼き、即席スープを温め、しっかり目の朝食を摂る。所用を済ませてから映画館へ向かう、新宿シネマカリテ、14時10分の回満席、着座しスク>>続きを読む

コンクリート・ジャングル(1960年製作の映画)

3.5

刑務所での長い刑期を抜けてもそこは監獄であったシリーズ。人生は監獄で我々は囚人だとか言われたら(いや、言われて無いんだけど)僕らはどうすれば良いので…?そりゃ気も狂いますよね(そうですよね)。三原じゅ>>続きを読む

エデン、その後(1970年製作の映画)

3.3

絶望的にちょっと何言ってんのか分からなかったけど、それでもひたすらおっぱいだったし、超絶かわゆいヒロインちゃんの終始スカートの丈が足りないナチュラルボーンワカメちゃんぶりが最高だった。タイトル通り「エ>>続きを読む

不滅の女(1963年製作の映画)

4.1

人がなぜSEXの最中に相手の首筋に噛み付きたくなるか、もしくは噛まれる事を欲してしまうか、その答えがこの作品の中にある様な気がするし、こことマリエンバートを出発点として、ロブ=グリエ自身も一生出られな>>続きを読む

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.5

セブンイレブンの「大きなおむすび」シリーズみたいな映画。あのシリーズ、確かに名前に違わず普通の奴より大きいのだけど、具はたぶん普通のサイズのやつと大して変わらんから、米だけ増えた分満腹にはなるけど、な>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.2

クレヨンしんちゃん版人類補完計画、僕らが観たかったエヴァンゲリオンシリーズ春日部編、旧世紀エヴァンゲリオン、いくらでも別名がつけられるけどとりあえずほぼエヴァ、ゲンドウの「時計の針は元には戻らない。だ>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.9

薄暮の帰り道、悲しげな目をする大石先生の手をそっと握り返す小さなまる子の手、もうここで完全に堰が切れた我が涙腺は、その後1時間ほどひたすらに放水を続けた。大滝、細野さん、たまとかやべぇよとかなんとか言>>続きを読む

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.0

なにやら30分で終わりそうな作品に90分付き合わされた様な感覚、ヨーロッパ横断特急はさながら遅延列車と化す。ブツを運ぶ合間に拘束・首絞めプレイを挟んでいくトランティにゃんは羨ましい限りで、そのお相手の>>続きを読む

学校(1993年製作の映画)

3.5

他人のラーメンの汁にたかる裕木奈江の姿に、学生時代、誰かがコンビニのおでんを買えば即座に「汁くれ〜汁くれぇ〜」とゾンビ化を始める我がサークル員の在りし日の姿を否が応にも思い出す。

そりゃ夜間中学を舞
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息子(1991年製作の映画)

3.0

びっくりするくらい普通のドラマで面白くもつまらなくないが、所々俺どうしても小津やりたいねんオーラが出過ぎてて痛々しいと言うか、実際小津っぽい事してるし(笠智衆の背中の丸みを真似する三國連太郎、ビルの外>>続きを読む

おなかすいた、寒い(1984年製作の映画)

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3分くらいの動画がYouTubeにあったけどそれだけで普通に惚れた。玉城ティナつか安達祐実の元ネタみたいなマリア・デ・メディロスも可愛いけど、もう一人の方が好き。よくご飯を食べて上手にタバコを吸う女の>>続きを読む

部屋(1972年製作の映画)

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よーく観たら1周目と2週目で微妙に変わってる所がありそうだけどめんどいから探す気は無い。部屋とデカいやかんと林檎、愛する貴方の為、毎日磨いていたいから。若干視姦じみている。ちなみにこのページのAmaz>>続きを読む

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

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僅か1畳ほどのスペースで行われる人生に対する反逆。芸術は爆発だ、ってのはこういう事を言うのでは?まさかなぁと思ったらそのまさか、でも猫を逃す余裕はある。気が狂ったのではない、鼻歌交じりでグッバイゴダー>>続きを読む

囚われの美女(1983年製作の映画)

4.0

俺一応iPhoneケースがマグリットの「ゴルコンダ」だし、この作品も普通に意味分からんけど面白いなぁ、好きだなぁと思って観てたけど、今のところ「おっぱい」以外の感想が浮かんで来なくて困惑してる。まぁゴ>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.0

平成最大の奇書(絶対そんな事ない)とまで言われた原作に手を出した事実そのものを賞賛すべきなのかもしれないが、とは言え中身の良し悪しとは別の話であって、流石にこのおすべりムービーを傑作であるとは俺は言え>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.2

この映画を観る度に、確かにいい話ではあるけどいい映画かと言われれば決してそんな事も無く、とは言えラストシーンでは滝の様な涙を流し、結局この映画大好きです!!!と胸を張って言える一本である事に変わりはな>>続きを読む

故郷(1972年製作の映画)

3.8

時代の流れ、得体の知れぬ「大きな物(者)」には勝てない現実、それが色濃く出たのが高度経済成長期、持たぬ者は持つ者に飲み込まれ、弱き者は強き者には歯が立たず、小さき者は大きな者の前に屈服する。厳しい労働>>続きを読む

家族(1970年製作の映画)

3.4

思えば寅さんはこんな旅をいつも一人でしているのであって、そりゃ柴又が、気心知れた肉親が恋しくなるのも無理はない。寅さんは寒ければ暖かい南へ、暑ければ涼しい北へと向かうのだろうけど、この一家は桜前線に追>>続きを読む

嘘をつく男(1968年製作の映画)

3.5

非常に不確かな回想劇、文字通り手探りに物語は進行していき、タイトルが示すラストへと導かれていく。英雄と裏切り者、人間の魂と容れ物たる肉体との関係、最後壮大なネタバレかと思いきや円環の迷宮の入り口に戻さ>>続きを読む

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.3

2018年太腿映画大賞受賞作品、もうエロ過ぎて何も言えない。つか太腿だけじゃなくて着る服着る服全部布面積が足りてない感じがロメールばりにエロくて、この作品の衣装さんは俺の為に生まれて来たのではないかと>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

4.1

『野火』が「喰うか喰われるか」の物語であるならば、それより一歩手前かつ直接的な「生きる(斬る、kill)か死ぬか」の物語、時代劇の形を取ってはいるが、これは明らかに現代劇だと思う。もはや人を切る必要が>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

やれテクノロジーが進歩するたびに引き合いに出される作品の一つである様な気がするが、網膜認証であったり、画像を指先で拡大/縮小、そしてスワイプする技術が一応スマートフォン等で完成を見た今、次に実現に向け>>続きを読む

シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.8

自分のちっぽけなプライドが金になるならと、それを売り飛ばせる男はかっこいいと思う。その金で自分のプライドより守るべきものが守れるならと、頭を下げられる男はかっこいいと思う。絶望の時代に光り輝く労働者の>>続きを読む

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

3.5

人と人とはどこまでもすれ違い、貴方と私はいつまでも一つにはなれない。どうにかしてその溝を埋める為には、言葉の意味を正しく理解し、思いを正しい言葉で正しく伝え、正しい言葉で正しく伝えた思いを相手にも正し>>続きを読む

赤線玉の井 ぬけられます(1974年製作の映画)

4.2

「ぬけられます」の看板くぐれば、男にはちょっとやそっとじゃ抜けられない、抜かれ天国の迷宮が待っている。女達は別に抜けようと思えば抜けられるのだろうが、私ゃ抜けません!抜くのです!と逞しく火鉢に跨り闘志>>続きを読む

遊撃(2006年製作の映画)

3.0

タバコを持っていないのにライターを持っている男、ライターを持っていないのにタバコを持っている男、でも貴方と私は一本頂戴の先には進めない。男と男だからと言うわけでは無い、貴方は私を求めているが、私は貴方>>続きを読む

記憶の香り(2006年製作の映画)

3.0

あの世とこの世をバスが繋ぐ、私はそのバスを降りるべきでは無かったし、君はそのバスに乗ってはいけない。中間地点としての病院、死神としての河合青葉、忘れてしまった花の名前、忘れられない記憶の香り、けどその>>続きを読む

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

4.3

魚にとっての水は無くてはならないもので、無ければ息も出来ず、自由に泳ぐ事も出来きず生きてはいけない。だが水にとっての魚はそうでは無く、魚が無くとも水は水のみで存在し続ける事が可能だし、水滴が集まれば池>>続きを読む

東京暮色(1957年製作の映画)

4.5

上手く行くのも人生であろうが、上手く行かぬもこれまた人生也と、人間そのものも生き様を全て補完するかの様に、憂いと悲しみ、そして悲劇に満ち満ちた一本。終始くすりとも笑わぬ有馬稲子を筆頭に、棘の様な言葉ば>>続きを読む

狙われた男(1959年製作の映画)

3.0

軽妙なジャズが流れ、『プレイタイム』の様な車の往来が映し出され、「おっ、なんか楽しい事が始まる予感がするぜっ!」なんて漫画の主人公にでもなったつもりでいたら、いきなり女が死んでて男が逮捕されそうになっ>>続きを読む

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.0

待望のシリーズ完結編、とまぁまぁな期待をして行ったものの…蓋を開けてみれば非常にお行儀の良いシリーズ最終章と言った感じか。まぁ当然と言えば当然なのだが、1・2で見られた飛躍を丁寧に回収、広げた風呂敷を>>続きを読む

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.3

志村後ろっ!!!及び鈴木その子型人間ホラー、確かにジェーンが相当やらかしてたけど全員狂人型ムービー、怖いと言うかグロい。ジャングルの王者ターちゃんのジェーン(ヂェーン)もターちゃんと結婚してジャングル>>続きを読む

2010年(1984年製作の映画)

3.9

全然有り、むしろ好き。前作が超絶アート哲学ムービーで、こちらは単にエンタメに特化してしまったとは言え、キューブリックぽさをなんとか残そうと必死に頑張ってるハイアムズに飴ちゃんあげたくなる、そこら辺はそ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

1999年、世界は滅亡の日を迎える筈だったのに、何故だかその日は来なかった。
2000年、世界はその時を迎えた瞬間狂うと騒がれたのに、結局何も起きなかった。
2001年、我々は世界が壊れ、そして狂い始
>>続きを読む

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