菩薩さんの映画レビュー・感想・評価

菩薩

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生き残るには脳が足りない

映画(2148)
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.5

マジで退屈だったから迎えを待ってたのに誰も来てくれそうな気配が無かったから橋本愛と同級生では無いと言う事実を永遠呪い続けた。

なんつーか、もうひとえにそこはかとなくダサい、『勝手にふるえてろ』と『ソ
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

2.0

止められるわいお前らごとき、片手で十分じゃい、むしろワシには止まってすら見えるわい。

NHKで流せるわかまちゅこーじのイントロダクションムービー、なおかつ門脇麦の超絶アイドル映画。『愛の渦』ではあん
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

4.0

シリーズ三作目、マドンナ:新珠三千代。

今作の監督は森崎東、分かる人には分かると思うが流石の森崎節で兎に角のっけから騒々しい。寅さんのチェック柄のジャケットからしてうるさいのだが、どんちゃん騒ぎが多
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福祉(1975年製作の映画)

5.0

すげぇ…凄いですよ奥さん…この作品『チチカット・フォーリーズ』よりある意味狂ってますよ…。想像するにおそらく社会保障局と福祉局は若干二重行政じみていて、かつどちらの管轄になるかは結構曖昧、かつまだまだ>>続きを読む

スヴァネティの塩(1930年製作の映画)

4.5

は・か・た・の・しお!!!

以来の衝撃、今すぐ俺は上杉謙信に倣ってこの地方に伯方の塩を送ってやりたい。

周囲四方を山に囲まれた過酷な土地での生活、領主は絶対的な権力を握り、因習と厳格な宗教が支配し
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私のお祖母さん(1929年製作の映画)

4.0

エヴァ好きな人なら絶対に「ゼーレだ…。」ってなるファーストシーン。お役人達はその椅子をいかに保持するか、そして空いた一つ上の席を獲得するかで必死、毎日必死におサボりを続ける(どこも一緒やねぇ)。請願に>>続きを読む

美知の通勤電車(2016年製作の映画)

3.0

きっとこの子は何年か後に本当の満員電車の恐怖を知り、痴漢電車の脅威に苛まれ、幻想では打ち消せない車内の不寛容な現実に直面していくのだろうと思うが、子供の頃くらいは「でんしゃ〜でんしゃ〜」と興味を唆る対>>続きを読む

鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

4.8

この作品、たぶんストーリーだけだったらみんな「ふ〜ん。」って感じである程度冷めて観ちゃうんだろうけど、なんせ画面の迫力が90分間凄いのなんのって、そこにシンプルなストーリーが乗ることで完全に傑作となり>>続きを読む

国境の町(1933年製作の映画)

4.3

戦争が引き裂く友情、生まれる細やかな愛情、敵・味方を超えた労働者の団結、反戦、そして革命への過程。国境の町、夢を見る青年達は次々と戦場に送り込まれる中、資本家は軍靴の出荷で大儲けを企む。膠着する塹壕戦>>続きを読む

基礎訓練(1971年製作の映画)

4.2

思わずこの後何人が実際に戦場に行き、そして無事に帰れたろうなんて考えてしまうが…。実際にベトナムが泥沼の戦場と化している割には若干ソフトな訓練内容、朝起床して歯を磨きいざ訓練が始まるかと思いきや、すぐ>>続きを読む

エッセネ派(1972年製作の映画)

3.0

エッセネ派って言うかうっせぇな派に改名した方が、やってる事渋谷駅前でFree Hugsの看板抱えてる奴等と同じ。しかも困ったらとりあえず歌っとけ(笑)みたいな姿勢が見え見えで更にウザい、なんだこいつら>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

のっけから『裏窓』及び『ロング・グッドバイ』で思わず「ぷっ!露骨やん!」と吹き出すが、その反応は確実に間違いであり、またヒッチコック、ウェルズ、リンチ等のレジェンドの名前を挙げるのも恐らく敗北を意味す>>続きを読む

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

シリーズ二作目、マドンナ:佐藤オリエ。

シリーズが進むと寅さんの最終学歴は「中学校中退」となり、二十六作目「寅次郎かもめ歌」ではそれが仇となり、高校受験の願書が提出出来なくなるトラブルも起きるが、こ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.0

作品になんら罪は無い、たしかに良い作品だと思うし、肝心なところでの山寺宏一の起用には唸ったくらいだ。責任があるとすれば五輪招致委員会に、そして滝川クリステルにある。と言うのはこの作品を見ながら俺の頭に>>続きを読む

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

1.0

全秒スベってる、ここまで来ると逆に凄い。いや、そもそも全く観る予定など無かったが、三時間くらい間が空いてしまった為最悪寝てやろうなんて姿勢で臨んだ俺が悪い?いやおそらくそんな事無い、これたぶんタイトル>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

1.5

戦闘力…たったの5か…ゴミめ…、と言った感じ。これが最後の大杉漣と補正を加えても、なんら面白い作品ではない。とにかく薄い、ペラい、まるで俺の人生の様にペラッペラである。一応はこの中の誰に死刑が執行され>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.5

育って来た環境が違うから〜、好き嫌いはい〜なめないのだけど、庶民には庶民の娯楽があり、富裕層には富裕層の娯楽がある。パチンコ、競輪、とんかつにラーメンに安タバコ、かたや温泉旅行に歌舞伎鑑賞、部屋には東>>続きを読む

波長(1967年製作の映画)

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ただひたすら「見る」事についての映画?なのかね?裏窓の表側を監視するみたいな?徐々に柱に近づいて行って、最後は柱に貼ってある波の写真に飲み込まれて行く。音の波長と光の波長、そして時の波長、みたいな?こ>>続きを読む

フリッカー(1965年製作の映画)

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ポケモンショックの元ネタ。あの回を録画していた田中くんが、ビデオは高額でテレビ局が買い取ってくれたと話していたが真偽のほどは定かではない。お好みのノイズミュージック、あるいはミニマル・ドローンミュージ>>続きを読む

Back and Forth(英題)(1969年製作の映画)

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人間の三半規管を潰すのに最も効果的な作品として私的ギネスに認定しても良い、この映画は人を殺せる、拷問に使える。これを50分観続けられる人間が世界に果たして何人いるのか、俺は13秒くらいしかもたないし、>>続きを読む

青い青い海(1935年製作の映画)

4.4

恋をして仕事して、歴史刻んだ地球感が凄い、ラブはレボリューションやで。流されて、辿り着いて、惚れ抜いて、二人して敗れて、それでも恋も友情も、キラキラ波に反射する光の様に輝いてるってもんで。労働であり運>>続きを読む

帽子箱を持った少女(1927年製作の映画)

4.0

古今東西、昔も今も、貧乏人が一旗上げるのに最も手っ取り早いのは、どうやら宝クジを当てる事らしく、悪だくみばっかり考えてるおっさんは、大抵金子信雄みたいな顔になって行くという事が分かった。最終盤の「血ぃ>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

4.6

ベットに横たわる惣流・アスカ・ラングレーに対し、一人黙々と話しかける碇シンジ、なんの反応もせぬ彼女に対し痺れを切らし揺さぶると、着衣が乱れ彼女の胸がはだける。それにより性的興奮を催した彼はその場で自慰>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.5

幼い頃、そんなに大きな庭を持つ訳では無いが、近くに孔雀を飼っている家があった(ちなみにアヒルを飼っていた家もあったが…)。今思えば、あれがその後の人生の凶兆を告げる出来事の様な気がしてならんのだが…。>>続きを読む

甘い生活(1959年製作の映画)

4.3

終戦後、我々はあらゆる自由を許されたが、人はあらゆる自由を許されたとき、自らの不可解な限定とその不自由さに気づくであろう。人間は永遠に自由では有り得ない。なぜなら人間は生きており、又死なねばならず、そ>>続きを読む

テス(1979年製作の映画)

3.6

ナスターシャ・キンスキーがとても可愛いテス。まさに美人薄命だとばかりに、数奇な運命に弄ばれて、ひたすら不幸を生きねばならぬテスがとても可哀想テス。襤褸は着てても、むしろ襤褸を纏うからこそ余計にその美貌>>続きを読む

デイジー・ミラー(1974年製作の映画)

2.5

デイジーのミーラーは不埒なのか無邪気なのか?の問いが、結局慣習に囚われれば目の前の愛情にすら気付けないなんて話になって行くが、そもそも自分の顔面スペックに揺るぎない自信があり、なおかつおしゃべりクソ野>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

俺もかつては人のプーさんとして、わずか1エーカーにも満たない自室に閉じこもり、長らく無給でありながら自宅警備員なる社会奉仕に身をやつし、ハチミツよりも辛酸を舐め尽くした経験があるため、何をしないをし続>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

何でこの作品が全国的にみても小規模で、かつ東京では日比谷シャンテ単館での公開なのか全くもって疑問、TOHOはこう言う作品こそ全国的に展開していくべきなのではないか?

まさに水かけ論、そしてその火種が
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.8

ついに『半分、青い。』も最終回を迎え、明日からはどう憂鬱な朝を迎え撃てば良いのか皆目見当もつかず絶望に沈んでいるわけだが、思えば『ペンギン・ハイウェイ』のアオヤマ少年にしても、幼少期の律にしても、あの>>続きを読む

ウルフなシッシー(2017年製作の映画)

1.1

脚本はいいのにね、の一言に尽きる、撮り直しなよ、覚悟を持ってさ。ずっと我慢しながら観てた、けど舞台挨拶の「劇場でかけるならもっと整音ちゃんとやってれば良かった」みたいな発言で完全にキレた、客舐めてんの>>続きを読む

ロシアン・エレジー(1993年製作の映画)

3.5

ソクーロフ版『ラ・ジュテ』、という訳ではもちろんなく、ソクーロフが「生と死」をテーマに撮ればこうなるのだろう。全く意味分からなかった、と言うかそもそもなんの説明もないから理解のしようも無いのだが、ソク>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.6

普段は泣きたくなればその衝動に身を任せ思う存分泣いてやるってのが映画鑑賞における主義なわけだが、この作品は泣くまい、泣かない、泣いてたまるかとひたすら耐えながら目の前の圧力を受け止め続けた。んでまぁ結>>続きを読む

Girls of Cinema(2018年製作の映画)

2.0

いささか自虐的で自嘲的過ぎると思うが、俺は女の子じゃないから、彼女らの苦悩は何も分かってやれないから何も言えない。けどさらりと自作の自慢を入れてくるのは、やってる事「そんな事無いよ〜」を引き出す為に「>>続きを読む

あみこ(2017年製作の映画)

3.5

俺が「買い物袋から飛び出ているネギ」に文字通り突出した興味・関心を惹かれ、それをもはやフェティシズムと呼んでも良い領域にまで磨き上げているのは、そこに自分が一生辿り着けないであろう大衆文化の輝きを見る>>続きを読む

モアナ~南海の歓喜~(1980年製作の映画)

4.1

この作品を観て真っ先に「人類よ、自然=(すっぴん・ノーブラ)に回帰せよ」と感じてしまった俺の心はもう取り返しの付かないレベルまで汚れきってしまったのだろうが、100年余り前のサモアの海は、まるでそこに>>続きを読む

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