菩薩さんの映画レビュー・感想・評価

菩薩

菩薩

Tメン(1947年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白いし顔と名前覚えられないマンの俺でもギリ把握出来るくらいのコンパクトな編成でお送りされていて助かった、尚話自体は異常にデカい模様。一歩間違えれば即アウトの潜入捜査ならではのジリジリとし>>続きを読む

大雷雨(1941年製作の映画)

4.2

「地上で話そう!」←マジでこれ

命の危険も顧みない高所作業員達の荒々しい即ギレ喧嘩→握手で一発和解の連発がなんとも微笑ましいと思いながら観ていたら、それすらも終盤のタマキンがヒュッとなる何もそこで争
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低開発の記憶-メモリアス-(1968年製作の映画)

3.5

革命にも乗れず亡命する勇気すら無い厭世おじさんがそこら辺の若い子に手出しながら俺はもう老いたから…ってトリュフォーみたいな事言いながらウジウジしている。西洋的な価値観こそが全てでそれ以外は全部カス、だ>>続きを読む

夜汽車の女(1972年製作の映画)

4.0

家政婦は見た!じゃんとか思ったらラスト10分くらい「ん?どした?」って不安になるくらい常軌を逸してて恐ろしくなった。そもそもお姉さま(実は異父姉妹)を愛し過ぎてお姉さまの婚約相手を奪い取る時点で倒錯が>>続きを読む

巨人と青年(1992年製作の映画)

2.0

意味が分からん。青年が夢の中で聞こえた一節が40年間沈黙を守る老作曲家の未完成交響曲の一節である事を悟り彼に創作の再開を促しにいく。青年の登場と「水脈の上で寝るな」とのスピリチュアルなアドバイスにより>>続きを読む

イザベルの誘惑(1985年製作の映画)

3.5

ドワイヨン流の『ゲームの規則』かな?とも思うが、もっと単純に『ラ・ピラート』と『ラブバトル』の中間という事で理解しておく。なんでかって言うと単純に「めんどい」から、ただこのめんどさこそがドワイヨンなん>>続きを読む

八月はエロスの匂い(1972年製作の映画)

2.0

男と女と車と鋏と…別にゴダールでもあるまいし…とりあえず海行きゃいいと思ってるだろ…。ジャックス様様な感じ、刺激がほし〜のたってねぇ、流石につまんねぇ。

夜空に星のあるように(1968年製作の映画)

3.0

女手一つで子供を育てようにもロクな仕事は無く、親族も頼れず、言い寄って来る男もろくでなしばかりで最悪な状況なのは分かるが、そもそも旦那の職業が泥棒てあんた、ルパンじゃないんだし次の男もこれまた泥棒て、>>続きを読む

少年少女(2010年製作の映画)

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メイキングつかただのドキュメンタリーだし別に上手にまとまってるわけでも無いけど子供が可愛いからどうでもいい。深田晃司の現場は本当に平和そうだ…。

歓待(2010年製作の映画)

4.0

「こんちわ」の応酬に小津を、2階の小部屋と駆動し続ける輪転機の調べに「男はつらいよ」を思い出さずにはいられないが、確かに小津作品の隣家との境界線であれ、「男はつらいよ」の団子屋と朝日印刷の境界線であれ>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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これをキモいとかクソだとかの短絡的な話で済ませていいわけは無いんだけど、まぁキモいしクソです本当に…。おそらく何故おじさんは簡単にクソリプを送ってしまうのかと簡単におてぃむてぃむの写真を送ってしまうの>>続きを読む

ベレニス(1954年製作の映画)

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これはヴァギナ・デンタタ物なのではないかと思ったが単純に歯フェチなのか…?一応は手を出してはいけない相手に対しての潜在的拒否感とか童貞故の恐怖心みたいな感じの…(ベレニスって響きもなんか…アレじゃない>>続きを読む

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

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今日観た短編が2本とも女子大生のお話だったから既にどっちがどっちか忘れているが、おそらくSTAP細胞が無さそうでネコちゃんの行く末が気になる方がこっちだったと思う。いきなり亀の内臓剥き出しになったり、>>続きを読む

パリのナジャ(1964年製作の映画)

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今日観た短編が2本とも女子大生のお話だったから既にどっちがどっちか忘れているが、たぶん「パリのカフェはお洒落」ってのと「おじさんは女子大生に優しい」ってのがこっちだったと思う、うん知ってるって思った。>>続きを読む

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

4.4

前半部が全童貞男子の妄想を詰め込んだエロ本展開過ぎて童貞の俺としてはこれ以上無いくらい好きだが人には勧められん…と頭抱えながら観たが、後半部に何の無理もせずにリアルがすっと入り込んで以降はどなたでもお>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.0

人生とは諦めが肝心であり幸福の大半は妥協で作られる物だと思うが、もし私が愛する人にとって本来選ぶべき選択肢では無く「じゃない方」の相手であったなら、積み重ねられた45年もの月日は全てまやかしでその「愛>>続きを読む

風が踊る デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

2.0

バブル期のトレンディドラマ1クール分を忙しい人の為に90分に圧縮したんか?ってくらいうっすい話、出落ち感が半端ない。本来語られるべき部分はことごとく都合良く省略され、あれよあれよとイチャコラが始まる。>>続きを読む

北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

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まぁ当たり前の様に泣くわけだけど、正吉推しの俺としては泥の付いた二万より「’92巣立ち」の俺も息子だと思ってますからの二万の方が圧倒的に泣ける。まぁでも泣くよね、最後の回想で完全に泣く。そんでこの時の>>続きを読む

万歳!ここは愛の道(2019年製作の映画)

4.2

わざわざTシャツを着ているくらいだから露骨に『俺は園子温だ!』の影響を色濃く感じるが、後は『ドコニモイケナイ』であったり『監督失格』であったり…と並べると絶対に怒る人が出てきそうだが、扉の先でもしかし>>続きを読む

クリシャ(2015年製作の映画)

4.3

『アングスト/不安』なカメラワークとハネケの手触り。コミュニケーションは逐一分断され他者は単なる脅威と化す。間接的にグロテスクな表現と、いつ破裂してもおかしくない爆弾への導火線がチリチリと音を立て続け>>続きを読む

我が至上の愛 〜アストレとセラドン〜(2007年製作の映画)

3.5

アストレに浮気を疑われたセラドンが「もぅマヂ無理。。自殺しょ。。」となって入水するもスッケスケのオーガニックコットンワンピみたいのに身を包んだえちえちニンフに命を救われて無事生還したから俺も今すぐ玉>>続きを読む

グレースと公爵(2001年製作の映画)

3.8

英国出身でありながら熱心な王党派であるグレースとルイ16世の従兄でありながら革命派の側についたオルレアン公、かつて恋愛関係にもあった二人の友情は政治的信条を超えたところで強く結ばれていたが、そんな二人>>続きを読む

O侯爵夫人(1975年製作の映画)

3.6

結局やってる事は強姦に違いないし同意の無いSEXが如何に容易く一女性の運命を狂わせるかについての映画として観た方が良いと思うが、一応聖母マリアの事例が出て来るくらいだし俗世間の嫌らしさみたいな物も受け>>続きを読む

5windows(2011年製作の映画)

4.2

これを観てから『PARKS』を観たかったなのと思うし、山口、恵比寿を経てそりゃ『ジオラマボーイ・パノラマガール』撮るよなと、なんだか変に納得してしまった。ノーランよりよっぽど四次元に撮れてると思うし、>>続きを読む

愛の奇跡(1963年製作の映画)

3.4

この邦題から醸し出される「愛は地球を救う」感が更にカサヴェテスの意志を削いでいる様な気がするが、そんな御涙頂戴自称社会派作品に相反するカサヴェテスの大きな器が時折芽を出すのを見つけられるのも嬉しい。出>>続きを読む

任侠外伝 玄海灘(1976年製作の映画)

3.9

唐十郎が撮影で実弾を使用しパクられて炎上商法を狙ったもののコケたでお馴染みやつ。確かに話も終盤に連れグズグスになっていくし安藤昇のリサイタルショー状態に突入した時はどうしようかと思ったが、寺山がフェリ>>続きを読む

続日本暴行暗黒史 暴虐魔(1967年製作の映画)

2.6

『犯された白衣』の洞窟バージョンと言うか姉妹作?『胎児が密猟する時』の主人公と同じく苗字は「丸木戸」、曽我部恵一では無い。まぁ色々あって二重人格の男が強姦して殺した死体を綺麗に洞窟に並べて共同生活をし>>続きを読む

大空の凱歌(1956年製作の映画)

2.5

なかなか微妙…。そもそも孤児院誤爆して牧師になって悔い改めてる人物が再び戦地に赴いてる時点でなかなか謎だし、他の兵士が難民に機銃掃射ブチかましオーマイゴッドした後にけろっと「忘れなさい」って声掛けるの>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

2.8

ナルシスミソジニーおじさんファンタジーなので正直どっちでも良い…褒めろと言われれば褒められるし貶せと言われれば幾らでも貶せる…。『his』・『mellow』よりは幾分マシと言うだけで、後はもはや十八番>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

毎日繰り返される美しき太腿…は素晴らしいし、代わり映えしない毎日に他者を引き入れてこそ輝き始める未来…らしきメッセージもミニにタコなのだが、つくづくこの手の作品を観る才能が無い自分と言うか何故か知らん>>続きを読む

女群西部へ!(1951年製作の映画)

4.2

フォロワー様全員ベタ褒め案件であるがワシもその列に加えさせて頂く、めちゃくちゃくちゃ面白かったしこれを観てしまうとライカートの『ミークス・カットオフ』が多少霞むのだけが難点…。弱者は当たり前に弱者たれ>>続きを読む

鳥の歌(1995年製作の映画)

3.9

明らかに予算規模の0が1個増えたろ?ってくらい突如としてしっかりとしたつくりに、かつゴリゴリ職業俳優起用してる、なんせジェラルディン・チャップリン出てるし、監督役(?)誰か知らんけど風貌がキューブリッ>>続きを読む

地下の民(1988年製作の映画)

3.6

インディオである自らのアイデンティティを捨て帝国主義に迎合し資本主義に魂を売り渡した青年が死刑宣告同様の扱いを受け追放された生まれ故郷に今一度舞い戻り、贖罪の為に今は廃れてしまった伝統である死の踊りを>>続きを読む

エンディングノート(2011年製作の映画)

4.0

就活を一切しなかった人生なのでせめていい加減終活を始めねばと参考資料にでもなればと思い観てみたが、幸せな人生の幸せな結末過ぎて1ミリも参考にならなくて改めて自分の人生に絶望した、そう意味では泣いたが後>>続きを読む

愛獣 赤い唇(1981年製作の映画)

3.1

殺しの罪を被り5年の刑期を終え娑婆に出て来た泉じゅんが安住の地を求め彷徨うものの元いたヤクザな世界と人間関係がそれを許さず…とほぼ『すばらしき世界』状態、しかも彼女に罪を着せたのが愛し合っていた筈の男>>続きを読む

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