このレビューはネタバレを含みます
鑑賞した当時とまた違った気持ちになった。(良い意味)
こんなにスタイリッシュでおしゃれだったけ?
ステの色気がヤバい!
歩いてるだけでフェロモンダダもれ。ステ格好良き♡
当時は私がまだ子供で世間知らずだったのか、
ステと彦祖の恋が切なく感じただけだった。
でも今観るとそれぞれのバックヤードにも感情が入りまくる。
お金のために同性に体を売る男。
親に背徳を感じながら同性と付き合う男。
これは異性間でも同じこと。
好きな人がいるのにお金のために体を売り。
親に良くないと思われる人と付き合う。
この作品はセクシャリティの問題だけでないのが分かる。
親の価値観から抜け出せない子供。
鳥籠の中にいる鳥がなんどか映るが、彦祖がその鳥だったのか。
羽ばたく勇気があれば
あのような結末にはならなかったのかも。
恋して傷ついて、傷つけて
恋愛は同性でも異性でも同じ悩み。
ただ同性は周りの環境に左右されるのは確か。
誰もが自由に恋愛できる環境なら、
彦祖はあの選択をしなかったよね(涙)
ただのセクシャリティ問題だけの映画ではなかったと、今更ながら気がついた。