映画効果72

アモス&アンドリューの映画効果72のレビュー・感想・評価

アモス&アンドリュー(1993年製作の映画)
3.5
〈あらすじ〉
コソ泥のアモス(ニコラスケイジ)は車泥で勾留中。一方、別荘を買ったアンドリュー(サミュエルLジャクソン)が新居を見にやって来ます。
前家主が白人だった事を知る隣人が室内を物色するアンドリューを見つけ黒人だから泥棒だと決めつけ通報します。通報を鵜呑みにした警官達が散々銃撃した後、勘違いに気付いた署長は保身の為、勾留中のアモスが脱走しアンドリューを人質に立て篭った所を解放するというシナリオを描き、アモスには釈放と引換に協力させ、穏便に済ませようとしますが、次第に話が大きくなっていき…。

最初はコントみたいでしたが、徐々にアモスとアンドリューが嵌められた事、お互いを理解していく流れはニヤリとしてしまいました。

レンタルアップのVHSで鑑賞。何となくDVD化されない理由は分かります。人種差別問題の扱い方がまずいのかな。それともニコラスが17歳に手を出そうとする方か。DVDにしても売れなそうなだけか謎ですね。この2人の共演なので勿体ないなと思います。

でも終盤にアモス(ニコラスケイジ)が言い放つ
「黒人全員がブラザーはおかしい!」
「被害妄想が強過ぎる!」
にアンドリュー(サミュエルLジャクソン)が
「お前の言う事も正しいが、ステレオ触ってるだけで泥棒呼ばわりもされる」
というかけ合いは今も変わらぬテーマとして悪くないんじゃないかなと思いました。
映画効果72

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