田旗浩一

8時間の恐怖の田旗浩一のレビュー・感想・評価

8時間の恐怖(1957年製作の映画)
4.2
列車事故。
おんぼろバスで峠を乗り越えることになるそれぞれわけありの乗客たち。行手には崖崩れの山とギャングの脱走犯が待ち受ける。
こんなドラマが面白くならない訳がない。
清順烙印を散らしながら、省略描写見事な全員主役のサスペンスに仕上げる職人監督ぶり。
最高!

ブニュエル『昇天峠』や『三十六人の乗客』など、さまざまなバス映画を想起させる。原案に斎藤耕一のクレジット。あの斎藤耕一なのかしら?
田旗浩一

田旗浩一