すぽんじ

玲玲(リンリン)の電影日記のすぽんじのレビュー・感想・評価

3.7
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映画が好きで好きで仕方ない人たちのお話
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文革時代を背景に映画を愛した家族の人生を、折々の映画の記憶を織り交ぜてノスタルジックに描く。

世界最高値の日本1800円から
最安値はインドの30円まで映画館の料金は様々だけど、

映画を1本観ると4日分の給料が消える青年がオールナイトで連続4本を「寝ずに夢を観る」と言う冒頭からワクワクして仕方ない。
健康に悪いのは分かっていても私もこのタイプなので… ̬̀⍢⃝ ̷́笑

さて、そこからある事をキッカケに文革時代へ。
楽しいだけじゃなく時には哀しみも映し出す映画のように人生を振り返る。

私は当時の中国映画は1本も観た事が無いけど、それを観る人たちの表情でいつの時代も映画はみんなに夢を与えていたことが伝わってきた。
“映画=人生”な人たちが愛おしい。
とくに子役が上手い…!

﹙文革時代の知識がもっとあれば更に込み上げるものがあったと思う﹚
↑結果、革命時代を調べまくった私。
映画キッカケならいくらでも勉強出来そうだ…(๑°̆ᄇॢ°́๑)

とても100分とは思えないくらい文革時代が濃かっただけに、
最後の現代が駆け足だったのは口惜しく感じられたけど、
映画が出てくる映画が好きだ〜( ´͈ ᢃ `͈ )と改めて思わせてくれた本作。
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2016.01.23レンタルDVD