於キヨ

エンプレス―運命の戦い―の於キヨのレビュー・感想・評価

エンプレス―運命の戦い―(2008年製作の映画)
2.2
ゴリゴリの歴史系アクションかと思ったら、ゴリゴリのラブストーリーでした。
王女様と亡国の元戦士のいちゃいちゃシーンが結構長く、アクションを楽しみに観た自分としては「騙された」という感じ。アクションも多いけど、いちゃいちゃシーン飽きるほど長いから覚悟するべし。


お二人の設定はヒストリカルロマンスの王道。
でも王女のその選択は、あまりにも無責任がすぎるのじゃないか?たぶん幼少期から、そこらへんにあった石を義理の兄に渡して、彼の人生狂わせた前科があるから、もともとそういう性格。辞めれば責任をとったってことには、ならないんだからな。
乱暴な言い方だけど、もう燕滅びちゃえよと観ながら思った。軍議中に男のこと考えて夢うつつだし。王女と男たちの温度差がすごい。こいつ絶対B型だよ。

序盤は「王になるので頑張って強くなります!」と言って、将軍である兄に稽古をつけてもらっていて、そのシーンで「ああ、アクション期待できるなー」と思っていたのに……
ドニーさんが、あんな重そうな鎧つけてるの珍しい。
後半の無双シーンはよかった。
於キヨ

於キヨ