ルネ

赤い文化住宅の初子のルネのレビュー・感想・評価

赤い文化住宅の初子(2007年製作の映画)
3.0
タナダユキ監督作品。原作は松田洋子さんという方の書いた漫画らしい。

両親がおらず、兄とボロアパートで暮らす中学3年生の少女の、プロレタリアな物語。

かなりの貧乏で大変なのだが、クラスメイトの男子(いい奴)とギターポップみたいな爽やかな恋愛してたり、お母さんとの思い出があったり、お兄ちゃんも結局心配してくれてたりと、明るい要素もなくはない。

適当すぎる学校の先生とか、あやしい宗教のおばさんとか、変なキャラクターもとても印象的。

最後のまとまり方と男子のセリフがすごくよかった。

アコースティックな手触りの映画でした。
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