赤い文化住宅の初子の作品情報・感想・評価

「赤い文化住宅の初子」に投稿された感想・評価

中古DVDを購入して、見ました。

淡々とお話が進んで行く映画でしたので、一見、地味な映画かなあ~って印象を受けたのですが、それでも、キャストが皆、それぞれの役にピッタリで、見ていて、気持ちが良いほど、演技が上手かったので、見入ってしまいました。

特に、主役の初子役の東亜優さんの素朴な演技が素晴らしくて、引込まれました。

弱々しく見えるんだけど、実は、強くてしっかりしているヒロイン、初子役を好演されていて、感心してしまいました。

なので、予想以上に良かったと思います。

本作は、かなり暗い設定で、これでもかとばかりに、次から次へと不幸の連続、登場する大人達は皆、いい加減な人達ばかり・・・。
見ていて、正直、辛くなります。

ですが、初子のボーイフレンドの三島君の存在は、唯一の希望でした。
彼女の支えになったり、彼女のことを一生懸命考えてくれたりと・・・。
なので、救いはないけど、希望はあるお話でほっとしました。
「大人になったら結婚しよう。」
あの衝撃のラストシーンにグッと来ました♪
余韻に浸れます。
将来は、本当に、幸せなってほしいなと思いました。

主題歌のUAさんの「Moor」も、心に響きました♪

暗い映画ではあるんですが、映画は見終ってみると、凄く前向きな気持ちになれて、後から、じんわりと感動出来るような素敵な映画でした。
またお気に入りの作品が増えました。

あと、脇役で出演されていた桐谷美玲さんは、後に、女優としても、大ブレイクを果たしましたが、肝心の主役の初子を演じた、東亜優さんは、まだそれほどでも~?って感じがするので、もっと、前線に出て来てほしい女優さんではありますね♪
タナダユキ監督作品。原作は松田洋子さんという方の書いた漫画らしい。

両親がおらず、兄とボロアパートで暮らす中学3年生の少女の、プロレタリアな物語。

かなりの貧乏で大変なのだが、クラスメイトの男子(いい奴)とギターポップみたいな爽やかな恋愛してたり、お母さんとの思い出があったり、お兄ちゃんも結局心配してくれてたりと、明るい要素もなくはない。

適当すぎる学校の先生とか、あやしい宗教のおばさんとか、変なキャラクターもとても印象的。

最後のまとまり方と男子のセリフがすごくよかった。

アコースティックな手触りの映画でした。
照明は貧弱だが、この時点でタナダユキには演出力が備わっている。椅子の壁の向こうにいるクラスメイトを捉えたショットで焦点をぼかしたままにしているのは流石だ。
つちや

つちやの感想・評価

3.5
しんどい
初子みたいな経験をしてきたわけでもないのになんだか刺さった
カタチだけのハッピーエンドもやるせない
よき
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
タナダユキ監督作品。広島県福山市が舞台。主人公は父親蒸発、母親死亡で兄と2人で暮らす女子中学生。赤貧のため中卒で就職を余儀なくされるが、その境遇にもかかわらずあまり感情を表に出さない彼女。それ故たまに出てくる呪いの様なセリフにインパクトがある。また結婚という単語をここまで外連味なく使う映画は久しぶり。
ハッチ

ハッチの感想・評価

3.5
舞台挨拶に行った記憶。東亜優ってもっと売れるべきだと思ってます。結構個性があっていいと思うんだよな。
ip

ipの感想・評価

4.0
こんないい子が、たかだかお金のことに困らないといけないんだろう。たかだか金と言ってしまうが、お金って大きい。お金ないときは辛かったなぁ。

でも人はお金より人の暖かみだよね、ってことをこんなクズしか出てこない作品見ることで思いますか、ってのが辛い。あ、塩谷瞬はクズというかそのままなんっすよね。

桐谷美玲さんは同級生の山口さんかな?
法月

法月の感想・評価

4.0
「赤毛のアン」が嫌い。あんな境遇の子が幸せになれるなんて嘘だ。
(けど、いつも「赤毛のアン」を読んでる.....)

父親は借金作って蒸発、優しかった母は事故死、兄貴は高校中退して荒れてる..... 中学三年生の初子は、成績優秀なのにお金がなくて進学できそうにない。

辛い辛い辛い! なんでこんな映画観なきゃいけないんだ!
(つっても自分で借りたんだった(>_<)!)

出てくる大人たちがクソ過ぎて目眩がする。
(特に坂井真紀演じる担任教師のクソっぷりときたら!!)
初子が良い子過ぎて泣けてくる。グレるでもなく、己が運命を受け入れてしまう。
ありきたりな希望など描かれない。
初子の王子さま、同級生のボーイフレンド、三島君(ガチバンの森紋児だ( `ー´)ノ)が唯一の希望ではあるが、けっこう頼りない。安定感がない。
初子の前に光は見えない。けれど淡々と生きる。これもひとつの人生賛歌か.....

タナダユキ監督、よくこんな映画を成立させたな。
そうか「百万円と苦虫女」の監督だったか.....
他の作品も観てみよう。

あぁ、故・大杉連さんも出てたのか。しかもこんな役で(T_T)/~~~
そしてラストで流れる曲はUAか。
あぁ、菩薩さまのようだ。

地味で辛い映画。けど、好きだ。なんでだろう?
タナダユキ監督の初期作品。

貧乏な女子学生、乱暴な兄、親切な近所のおばさん、やる気のない教師…見ているだけで痛々しい人たちのオンパレード。
タナダユキの独特な感性で描かれている気がする。。

両親いないのにどうやって生活してるの?と無理な設定はさておき、ラストにかけての希望ある世界観は余韻がのこる…でも幸せなんて永遠ではないかもね。

めちゃくちゃ若い時の桐谷美玲が出演してますが、最初気づかなかった。
切身

切身の感想・評価

3.4
金というより、赤、赤、赤、赤、赤、死ね。だ。

荒削りなタナダユキですね。見てよかった。

とにかく主人公の女の子が幸薄い。そしてそういう人は、その幸薄そうな顔をしていれば誰かが助けてくれると思っている。というか、生きる気力の無さみたいなものが顔ににじみ出ている。演技すげ〜〜。
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