2021/08/08
監督フィリップ・ノイス
ハリソン・フォード
ショーン・ビーン
アン・アーチャー
【それでも人間か!】
イギリスを訪問中、IRAによるテロに出くわし、犯人の1人を射殺した主人公J・ライアン、IRAの復讐に巻き込まれた自らの家族を救う為、命がけの戦いに挑むT・クランシー原作のベストセラー「愛国者のゲーム」を映画化したシリーズ第2作。
個人的にはシリーズ中一番好きな作品、ポリティカルスリラーだが物語はわりと分かりやすく、テンポよく進むので飽きずに見る事ができる。
肉親を殺された恨みから、私怨による復讐を誓うテロリスト、家族を傷つけられたライアンの怒り、アメリカ政府やIRAの思惑も絡み、クライマックスのテロ作戦に突き進む様はなかなかスリリングでした。
原作とはやや内容やラストが違っていた記憶ですが、これはこれでエンタテイメントとして楽しめる一本、良作です。
その後、原作シリーズで一番好きな「クレムリンの枢機卿」の映画化企画もあったが、消えた様で残念です。
鑑賞日1992年 劇場に