『女囚さそり』のイメージがひたすらに強い梶芽衣子だが、うーーん、これはさらに魅力的。
さそりの少し人外チックな神々しさと、極端なまでのクールさも振り切っていて好きだが、今作にはそこにコケティッシュさも要素として加わり、老若男女誰から見ても好感の持てる存在となっている。
ストーリーは良くも悪くもいつもの東映映画といったところだが、その中でもうまくまとまっている方だと思う。
娯楽映画として完璧!
途中のビリヤードの場面には戸惑ってしまったが、それもいい意味での思い出。
ラストの強引さはご愛敬だが、やはりピンキーバイオレンスはこうでなければね笑