パトリオットの澄千代のレビュー・感想・評価

1780年10月07日、キングスマウンテンの戦いの物語。🇺🇸

主人公ベンジャミン・マーティンは息子を失う。サウスカロライナは他十二州に先駆けて独立を宣言したので、イギリス軍の標的になった州。と、チャールストン港という軍事拠点がある点も激戦区になった一因に。

そしてラスト、明記がないけど1780年10月7日のキングスマウンテンの戦いでしょうね。五ヵ月前にサウスカロライナをイギリス軍に奪われてからの北部防衛戦。この結果、パトリオット軍がロイヤリスト軍（王党派）を壊滅し、ニューヨークにいたイギリス軍は1000人もの増援を絶たれてしまう。独立戦争の転換点。

主演メル・ギブソンはアメリカの偉人が似合う。偉大な父親で自由と平等を重んじる姿は実にアメリカ人らしい。ヒース・レジャも素直で愛国的な息子役が様になっていた。存命ならば、現在のハリウッドを牽引していたであろうに。

物語：0.7／演出：0.9／配役：0.9／推奨：0.7

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