俳優のアルベール・デュポンテルが監督と脚本を手がけた、全編を黒い笑いで包み込んだ大傑作！
孤児院で虐待を受けて育ち、暴力を愛情表現と勘違いした男が巻き起こす恐ろしくも可笑しく、最後はホロリとさせられます。
この作品はかろうじて単館で一般公開こそされていますが『ウープ ウープ』同様にもう10年以上ソフト化される気配がありません…
このような優れた作品がなかなか鑑賞する機会が無いのは本当に悲しい事です…
アルベール・デュポンテルは監督としても非凡な才能を持ち合わせた凄い人です！彼の主演作はたまに公開されますが、彼が監督した作品は公開どころかソフト化もされません。“自殺した警官の制服をホームレスが手に入れて…”なんてアウトラインを読むだけでヤバい感じがビシバシ伝わってくるのですが、ベルニーの悪夢再びか！(笑)
どこかの配給会社さん彼の作品をまとめて買い付けてソフト化してくれませんかね？絶対に面白いと思いますよ。
まずは『ベルニー』のBlu-ray化を早急にお願いします！
