ローズまりぃ

イレイザーのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

イレイザー(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

445本目。
ここから8月で配信終わる作品を観まくる怒涛の嵐ラッシュ。配信終了詐欺多いだろうけど気になってるやつ観てなくなったらやだから!!!第1作品はこれ。
凄い…ストーリーは保護に変わりはないんだけどその展開が1分1秒コロコロと変わっていくからなんかあっという間だった。よき!!パラシュートのとことかワニとか昔の作品だからCG感凄いけどでも全然気にならない。ワニのトテトテ感可愛かった。あとジョンがワニを倒した後ハンドバックめっていうのも笑った。



連邦保安官のジョンの仕事は裁判の日まで大事な証人の身柄を守る特別保護官である。その夜もある証人が殺されそうになっている所を助け証人がまるで死んだかの様に偽装する。証人の名前はジョニーとその妻でジョンに感謝し「この恩は忘れない礼はする困った事があったら何でも言ってくれ」と言った。ジョンは狙われたのはジョニーが行きつけの店に行ったせいだが大事な証人を守るのは自分の仕事だと言うと「おめでとう君達は消去された」と言う。連邦局に戻るとジョニー達が死んだかの様に元々あった死体の名前と歯型のファイルをパソコンですり替え偽装した。こうしてジョニーは死んだ事になり証言の日までの安全を確保する。そこへ特別保護官の先輩でもあるロバートがやってきて仕事は慎重にしなければいけないと指示する。ジョニーは昔ロバートに教えられた様にフットワークとアイデアが大事だと言うとロバートは「昔はそうだったが今は議会が何かあったらつぶそうとしている」と心配してくれる。
ベラー本部長の元へ行くサイレス社に努めるカレンという女性を保護する様に命じられる。カレンは今まで保護してきた悪党から逃げるどうしようも無い証人とは違い正義感の強い誠実な人物だった。保護する理由を聞くとカレンはサイレス社で国の委託で秘密兵器の開発を行っているが内部の人間が国に隠し何かを画策している様だとFBIに知らせて来たとのだと言った。その捜査が明日でFBIの捜査官総出でカレンの強力の元でサイレス社に侵入させ秘密のファイルを持ち出させるという作戦だった。その後の証人の保護がジョンの任務だったが今回の任務は国家も絡んでいる為それを阻止しようと必死だろうとベラーが警告する。カレンはいつもの様にサイレス社に出社するとFBIに渡された小型カメラとイヤホンを付け秘密が隠されている金庫室へと入って行った。金庫室ではカメラとイヤホンの電波は遮断されてしまいFBIには中の状況が分からなくなってしまう。また残り5分で警備のシフトが変わってしまう為急いで作業をしなければいけなかった。金庫室へ入りカレンはパソコンを開くと早速ディスクに秘密のファイルをコピーし始めた。残り2分の所でコピーは完了したがカレンは念の為にもう一枚ディスクにコピーすると自分のコンパクトの中に隠し持った。金庫室を出るとカメラが繋がるがカレンは警備の者に上司でもあるドナヒューの部屋に行くように言われてしまう。それを聞いていたFBIは全てがバレた事に気づきドナヒューの部屋を急いで探しカレンを助けに向かう。ドナヒューの元へ行くとビデオに映った自分の姿を見せられ「信用していたのに誰に雇われた」とカレンに聞いた。するとカレンは「その質問をお返しします。この会社は国の為に存在するんでしょ?」と問い詰める。ドナヒューは「此処を何だと思っている福祉団体じゃないぞ、企業でしかも人殺しの道具を売っている、政府が相手で利益が上がらないとなったら他の客を探すのが当然だろう」と開き直る。カレンは呆れて「国を売る事が我が社の仕事なんですか」と問うと「誰に唆された」と銃を向けられた。カレンに近づくと小型カメラを見つけ今の会話もFBIに全て聞かれた事を知るとドナヒューは動転し「私はもう終わりだ」と告げると銃で自殺する。
最初の話では「完璧に援護するから安心して協力して欲しい」という事だったがFBIは予想外の事が起きたから仕方無いと言い逃れをする様な事を言う。カレンは不審な物を見つけたと言っただけで協力しろと言ったのはあなた達だと訴えたる。しかしFBIは「軍事秘密を売っているとすればそれは国家への反逆だ、このディスクとあなたの証言があれば裏切り者と共謀者をあげられる、あなたは偉大な功労者ですよ」と持ち上げるのだった。「後は身の安全を考えましょう」と言うと保護官であるジョンを紹介する。自分が保護される身になり始めて恐ろしい凶悪犯に命を狙われる恐怖が待っている事に初めて気づいた。ジョンはFBIにカレンが何も知らなかった事に対し「説明してなかったのか」と問い詰めるとカレンに「あなたの上司はただの手先だ、黒幕はもっと危険な人物だ」と本当の事を説明した。しかしFBIがした事が許せないといった様子でカレンは怒って帰っていしまう。FBIはため息を付くと「警護の捜査官を付けろ、でなければあの世から証言してもらう事になる」と言った。それを聞いていたジョンは無理に協力させたのかと聞くがFBIは立候補だよとあくまでもカレンが自ら志願してやったように言った。「軽い手伝いだと言っただけだな、人生が掛かった一大事だと知ったのはたった今だ」とFBIを責める。
カレンは家に帰ると自分の持ってきたもう一枚の方のディスクを開こうとするが「専用システムを選択」と表示されディスクを開く事が出来なかった。新聞記者の親友に電話を掛けFBIに騙された事を告げると「私に記事を書かせてくれれば一面でサイレス社の不正を暴ける」と言ったがFBIが見張っており電話で内容を話すのは危険と判断しまた連絡すると約束し電話を切ったがそれが彼女と話した最後の電話となってしまうのだった。また見張りのFBIも何者かにより殺されていた。外では最新銃で家の中を透かし見てカレンの心臓に標準を合わせて撃とうとしている人物が居た。そこへ一台の車がやって来て沢山の風船を持って変装したジョンがカレンの家へと入って行くとカレンを狙って居る者達が攻撃を仕掛けてきた。ジョンはガス管を剥き出しにするとヒューズを飛ばして入って来た敵を家もろとも吹き飛ばした。カレンと共に逃げ出したジョンは車の中で敵が使用していた銃に付いて質問する。その銃はサイレス社が極秘で開発した新型兵器の銃で玉も火薬も要らない電磁波でアルミ弾を光程の速さで飛ばせるレールガンという物だった。ジョンはそれを聞き海軍が何年も開発していた事を知っていて最少でも戦艦に据える大きさだと聞いていたと告げるとカレンは軍から小型化を依頼された事を話した。「コンパクトで超高速のEM銃を作れと言われた、完成すれば最強の銃でお金は貰っていたけど実用化は出来なかった」と言った。しかし銃はちゃんと完成しており国家よりも高く購入してくれる客を見つけた為今回の様な事になってしまったのだ。それを聞いたジョンはカレンに証言する気があるか確認しジョンしか知らない隠れ家にカレンを匿った。そこはチャイナタウンで昔ジョンが助けた女性が住んでいる場所で身の回りの事はその女性がしてくれるから此処でジッとしていろと指示する。秘密の暗号を決め「9117」は「此処からすぐ出ろ」という数字で此処を出たらすぐに動物園へ行き公衆電話の前で待て、出口は6ヵ所で公共の場所だから襲われにくいだろうとジョンから指示を受ける。また「自分は誰とも組まないからもし自分の使いだと名乗る者が現れたらこれを使え」と言うとカレンに銃を渡した。
ロバートに呼び出されたジョンは重大な話を聞かされる。それは保護中の人達が殺されていて少なくともこの2日で3人ヤラれていると言う。ジョンが「証人の不注意では?」と聞くとロバートは「証人はジッと隠れていた変だろ?」と言った。他に居場所が漏れる可能性がないと言うロバートにジョンが「内部にスパイがいるのか」と聞いた。すると「部長はそう言っている、多分そうだろ」と言うと殺された3人は大物が絡んだ訴訟の証人だった事、そして国際的な事件それが3人の共通点だった。するとジョンが「同じ立場の証人はまだ居る」と言うとロバートは「6名該当し自分の証人とジョンの証人もそうだ」と言った。至急コンタクトを取り隠れ家を変えなければいけない為飛行機を待たせてあると告げる。しかしジョンは自分は単独で行動すると一緒に行く事を断るがロバートは自分と組みCIAと共に合同で動けと部長命令が出ていると言う。ジョンは承諾するが信用はしておらずまずは先にロバートの証人から保護しに行くならと話は纏まった。飛行場へ着くとジョンは死体になった女性の写真を見せられサイレス社事業を追っていた記者でジョンの証人と繋がりがあるのではと聞かれるが見覚えは無かった。ジョンは知らなかったがその記者こそがディスクを盗み出した夜にカレンと電話していた親友の女性であった。ロバートの証人の女性宅へと行くと扉のガラスが割られていて何者かが先に侵入した形跡があった。ロバートとジョンとCIAが慎重に中へ入ると男が数人居て銃を撃ってきた。ロバートが自分の証人を見つけると犯人と共に自分の証人も銃で撃ち殺しいかにも犯人に撃たれたかの様に振る舞った。ロバートの手下が犯人のポケットにカレンの写真を忍び込ませあたかも次はカレンを襲うかの様に装うとジョンにカレンの居場所を聞き出すのだ。飛行機に乗り今度はジョンの証人のカレンの元へと向かうがその場所はカレンが居る所とは違う行先を告げた。ロバートに飲み物を進められ呑むと次第に目の前がぼやけ睡眠薬が入れられていた事に気づく。裏切り者がロバートだと知ったジョンはカレンに秘密の暗号の数字を携帯から送るとそのまま眠りについた。ロバートは携帯を確認し履歴は消されていたが探知し携帯を発進した先がNYである事を知ると進路を変更した。
目を覚ますとジョンはCIAで同じ機内に搭乗していたモンロー殺しの犯人にされてしまっていた。瘴気を取り戻したジョンは飛行機からの脱出を試みる。扉を開くとすぐ後方にエンジンファンが回っておりそのまま飛べばエンジンに巻き込まれる事は目に見えていた。ジョンは座席を外すとエンジンファン目掛けて投げる。すると片方のエンジンは爆発した。その衝撃でジョンは機体の外へと体が投げ出されるが間一髪で扉の淵につかまってパラシュートを捕ろうとしたが風によりパラシュートだけ外へと放り出されてしまった。意を決しパラシュートを追いかけジョンも飛び降りる。無事に掴む事に成功するとそれを背負いパラシュートを開いた。ロバートの指示により飛行機がジョン目掛けて飛んできて体当たりさせようと近づいて来る。ジョンはパイロット席に銃を撃ちこむとガラスが割れジョンは飛行機の体当たりから逃れる事が出来たが飛行機の風圧に煽られたパラシュートが体に巻き付き急降下し始めた。ジョンは懸命に絡み付いたロープを切ると予備のパラシュートを地面すれすれで開くがかなりの衝撃でスクラップ工場に停めてあった車の上に落下した。
ジョンからの暗号を受け取り動物園と来ていたカレンの元へロバートにより送り込まれた保護官がやって来てジョンに保護する様に頼まれたと言う。それを聞いたカレンは秘密の握手をしてと言うと保護官の足を銃で打ち抜くと逃げ出した。ワニのいる水槽の部屋へと隠れるカレンだったがロバート達に見つかってしまい捕まりそうになる。そこへジョンがやって来てカレンを助ける。銃でワニの水槽を打つと水槽は割れ大きなワニが流れ出てきてロバートの手下達を襲う。ジョン達もワニに襲われるが間一髪逃げ出すと昔ジョンが助けた証人の神父の元へ身を寄せた。ベラー本部長がやって来て酷い状況を見るがどうしてもジョンがやったとは思えない。しかしロバートが「あいつには家族や守る者がない、うまい話があれば躊躇しませんよ」と腑に落ちない様子の本部長に畳み掛ける様に言った。本部長が分からなかったのは証人である女性も一緒に逃げた事だったがロバートに「彼女もグルだからだ」と言われ仕方なくジョンを見つける様に指示したが決して殺すなと命ずる。その後本部長に電話をするジョンはロバートが裏切り者だと告げた。本部長は出頭しろと言うがカレンの側を離れる事が出来ない証拠を掴むと言うと電話を切った。
カレンのディスクがサイレス社でしか開けない事を知ったジョンはジョニーに手助けを頼む。作戦はジョニーがピザ屋に扮装しサイレス社へと忍び込んだ後発泡剤で発作が起きた様に見せかけて救急車を呼ばせる事だった。計画通りサイレス社で発作を起こした様に見せかける事に成功したジョニーは医務室に運ばれると救命処置を施される。そこへ救急隊に扮したジョンとカレンがやって来て医務員達をジョニーに任せるとカレン達はディスクを開く為にある部屋へと向かった。ロバート達はディスクがもう一枚ある事を知り必ずサイレス社へジョン達が来ると確信し警護を万全にしていた。ディスクが開ける金庫室を重点に警備するがどこからかディスクを開こうとアクセスしている事に気づく。社の何処かからアクセスしている事は分かったがそれが何処かを調べるのに時間がかかった。その頃自殺したドナヒューの部屋から金庫室へとアクセスを試みていたジョン達はディスクの中身の正体を知る。それは今夜千個もの何かが港から運ばれるという事だった。その何かとはサイレス社が発明した新型の小型銃で受け渡し人は悪い事にロシアのマフィアだったのだ。その時ドナヒューの部屋からアクセスしている事がバレまたディスクの中身も消されてしまう。そこへCIAや警備の者がやって来てジョン達を捕まえ様とする。またロバートにカレンを連れていかれジョンはカレンの跡を追い港へと向かうのだ。ジョニーにはこれ以上の危険をさせる訳には行かない為サイレス社で別れを告げるジョンだったが港には自分の従兄が居るから絶対に役に立つから連れて行くべきだとジョニーは言った。港まで着くと厳重な見張りが付いていたがジョニーの従兄のおかげでジョンは入口の監視の目をくぐり抜ける事が出来た。
その頃カレンはロバートによりロシアのマフィアに人質として引き渡されていた。外では新型兵器を持ったロバートの部下達がジョンを見つける為にあらゆる方向から探し狙っていた。するとクレーン車に乗った一人が倉庫内で動く人影を見つけ銃を撃ち倉庫の中を爆破させジョンを始末出来たと思う。ロバートは念の為に死体の確認に数人の部下を倉庫内へ向かわせた。ジョンは鉄の屑が足に刺さりながらも自分の知識と行動力で次々と倉庫へとやって来たロバートの手下をやっつけていく。騒ぎを聞きつけたロシアマフィアは出港を早めカレンを殺そうとするがカレンも縛られていた金具を取り外しマフィアのリーダーを殴ると船内から逃げ出した。がロバートに捕まってしまう。ロバートはカレンを人質にすると最後の積荷の上に乗りジョンに銃を捨てる様に命じた。ジョンが銃を降ろすとロバートはその肩を銃で打ち抜いた。そして積荷を上げる様に指示すると積荷はゆっくりと登り始めたがジョンは何とか積荷の下にしがみつく事に成功する。積荷をよじ登るりロバートと対決するが積荷の上は不安定で落ちそうになるカレンを片手で引き揚げるとロープにしがみつくように指示した。カレンをロープにしがみつかせると積荷の滑車を止め積荷もろともロバートとジョンは地面に叩きつけられた。そこへベラー本部長がやって来て散乱した新型銃を見るとロバートが本当の裏切り者だという事が分かり連行するように指示した。
ようやく裁判の日がやって来たが国家の本当の黒幕は上手く誤魔化し何とか罪から逃れようとする。一回目の裁判が終わりジョンとカレンは国家は言い逃れし上手く逃げるつもりだという事を知るがジョンは何かを企んで要る様だった。そしてジョン達は赤い車へと乗り込むと皆の目の前で車が爆発し誰もが2人が死んだように見えたが車の下にあったマンホールの蓋が誰にも知られずに静かに閉じられた。その様子を見ていたロバートや黒幕の2人は自分達の車に乗り込むとカレン達は死んだからまたビジネスを始め様と話を始める。そしてロバートは車を爆破した事の話になると誰もその件には関わっていな事を知る。すると踏切の真ん中で急に車が停まるとドアにロックがかかり運転していたジョニーが車から降り去った。慌てる中の3人に電話を掛ける男が居た。それはジョンで「お前たちは消去された」と告げる。次の瞬間踏切のサイレンが鳴り出し電車が来てロバート達の乗った車は粉々になりジョンによって始末されたのだった。
ローズまりぃ

ローズまりぃ