それいけ！アンパンマン てのひらを太陽にの住友のネタバレレビュー・内容・結末

本作の見どころは、敵のブラックだいまおうをどうやって倒すかだと思う。
ブラックだいまおうはとにかく強くて、アンしょくカレーが3人がかりで立ち向かっても倒すことができず、1人で3人と同等の力を有するロールパンナちゃんでさえ圧倒され、かなり手こずる。その所為でメロンパンナちゃんが犠牲になり、ロールパンナちゃんさえも倒されてしまう。

ロールパンナちゃんとアンパンマンが共闘するシーンも見どころのひとつだと思う。
ロールパンナちゃんは今作をもって通算4度目の銀幕登場だ。
テレビ版も含めるとそこそこ長い間アンパンマンを嫌っており、ひと目みるやたちまちブラックロールパンナちゃんへと変貌していたのだけれど、今作では一度もない。これまでの作品からはとても珍しいシーンだ。
目下製作年の古い順に観ているので、もしかしたら今後は「映画版ジャイアン」みたいに劇場版では共闘してくれるのかもしれない。

前作で登場した海の白馬マリンがメロンパンナちゃんの窮地にロールパンナちゃんと一緒に駆けつける姿にはある種の感動すらあった。
準レギュラーの成長さえ見守れるアンパンマン、本作も良かった。

だいこんやくしゃさんが舞台回しの役を担っているようだが、別に他の古参キャラでも良かったはずなので（丼トリオ等）-0.5点。