蟻

世界でいちばん不運で幸せな私の蟻のレビュー・感想・評価

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小さな頃遊んだ記憶はあまりにも儚く、一瞬のものなのに、大人になってもゲームをずっと続けている彼らの純粋さと真っ直ぐさ。
大人になるにつれ、環境や周りの人々は変わっていくのに、自分たちは変われないままで、ゲームはいつしか 大人としての非常識として捉えられることになる。 ラストシーンは、決して幸せの形ではないけれど、それを決めるのは私達ではなく彼らであって、一生をかけて人生ゲームをした2人は現実を結果的に楽しめたんだと思う。
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