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現金に手を出すなのkazunのレビュー・感想・評価

現金に手を出すな(1954年製作の映画)
3.6
初老のギャング・マックスとリトンは最後の大仕事として金塊強奪を成功させる。しかしリトンの不注意で新興ギャングのアンジェロに知られてしまい、目をつけられる。

印象的なシーン
・踊り子2人との会話
・ジョジィはリトンの前で麻薬を吸う
・救急車に刺客が?
・金塊は車のトランクに
・リトンにラスクとワインで説教
・食堂のおばさんに金を託す(緊張感)
・ジャン・ギャバンのビンタ
・アンジェロとの取り引き
・ピエロ頑張る銃撃戦

ジャン・ギャバンが人情あるギャングを演じて渋い!
せっかくの金塊をみすみすアンジェロに横取りされて普通ならリトンに対して腸が煮えくり返る所を苦笑いでさらっとやり過ごす所がもう…。
リトンが浅はかだけど親友だから見捨てられないのです。だけどジョジィは許せないからビンタ。

これで足を洗うと決めていたからけりをつけたいとピエロやマルコと取り引きの場へ。

終盤の銃撃戦が見せ場です。マルコ…
それもこれもリトンお前のせいだ!
(↑私の心の声)

ジャン・ギャバンのスーツをバシッと着た姿が、これスーツの宣伝かと思うくらい決まっていて魅力的でした。

グリズビーのブルース?哀愁ある曲が要所要所でかかるのも良かったです。
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