このレビューはネタバレを含みます
「何かやっている/やろうとしている」感が強い。カレーの話を勧められて、確かにすごく良かったんだが、個人的には、野中が電車で寄り掛かられた女性に向けた視線のPOVショットで胸下までいくのが衝撃的だった。これジブリで出すんか、と。そこのショット、なんとなくIGぽさがあったし
そこの(唇の輪郭を搔きわけるような)妙なリアリティのあとに、再びリアリティが霧散するようなデフォルメの世界に舞い戻り、続いていく(そして最後にデフォルメの極地のようなキャラクターの帰宅で締められる)。
3DCG、この時代はこんな感じだったなーとノスタルジックな気持ちになった。カレーの火、よい。