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淑女の求愛/淑女の求婚のRVPのレビュー・感想・評価

淑女の求愛/淑女の求婚(1942年製作の映画)
3.8
諸々古い価値観に溢れた作品ではあるが、(漂白された)ディートリッヒを魅力的に撮るという観点からは他と比べてもかなり好印象を抱ける。

その点、ルビッチの『天使』がディートリッヒのディートリッヒ性を残しつつ秀逸なコメディに仕立ててしまったという点で、その素晴らしさが浮き立ってしまう訳ではありますが。。

(とはいえ異色の作品であるが故であることは否めず、彼女に正面から挑んだ作品群と比べること自体若干アンフェアにも感じられる。)
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