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喜劇 女は度胸のdのレビュー・感想・評価

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)
4.8
いいなあ。いい
あの装丁の『ゲーテ恋愛詩集』ほしい、けどあれは実在するものではないのか(?)。変な超訳ゲーテみたいのは似てた。笑
岡林信康の『くそくらえ節』の朗らかで労働者の力を感じる空気いい。というか、昔の江戸っ子のずっと歌ってるようなのいいなあ(ぼんやりとしたイメージだけど)
羽田の工業地帯を撮ったことが評価されているよう。確かにいい。飛行機が未来への明るいイメージと重ねられているように思ったが、これはどうでしょう。しかし、家族的な会社は古く、アソシエーションは趣味やら精神でつながるものというのが現代とするなら、マテリアルな次元での共同性がなければそんなつながり脆いんじゃないのと思って、この映画のような工場労働者同士のつながりとかがいいよなとか素朴に思っちゃう。閉鎖と解放って簡単に分けるんじゃなくて、別な形を考えないとね真面目に言ったら
尾野真千子使って森崎東みたいな映画誰か撮ってくんないかな
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