このレビューはネタバレを含みます
元々キャラクターとして、可愛いからムーミンやスナフキン達が好きだったのだけれど、この作品を観て彼らの性格や繋がりを知ると、それまでよりもっと深く好きになれた気がした
ひとまず、スナフキン、最高!ありがとう!!大好き!!!
初登場シーンも勿論良いのだけど、やっぱりアンゴスツーラからムーミンとフローレンを助けるシーンのスナフキンとスノークなしにはこの作品を語れないと思う
「や〜い!このボロ雑巾みたいなアンゴスツーラめ!お前はシラミの卵だ〜!」
「アンゴスツーラのへなちょこ野郎め!お前は昼寝してる豚の夢みたいな、情けないやつだぞ〜!」
「悔しかったら僕らを捕まえてみろ!ぶ〜だぶ〜だ!」
いくらなんでも物言いが酷すぎるし煽りすぎている
スノークはスノークで、スナフキンに「ほら、君も何か言ってやれ」と言われて、少し考えたのちに「………ばかっ!」と、シンプルなその言葉しか出ないのがとてつもなく可愛い ここは声もめちゃくちゃ可愛い
スノーク「カエルのへそめ!」
スナフキン「そんなもんないない!」
スノーク「ゾウの鼻くそめ!」
スナフキン「汚い!汚い!」
この一連の流れ、ずっとニコニコしながら見てしまう…
他にも勿論沢山好きなシーンはある 題名にもなっているが、彗星が刻一刻とムーミン谷に迫ってきていて、ムーミン達が天文台に着いた時のシーンも好き
というか、普通に考えてこんなに「○日後には彗星がぶつかってみんな死ぬかもしれない」という、割と世紀末感がある中で、どうでもいいこと(彼らにとっては重要なのだろうが)を話していたりするのが、面白おかしくて、それがこの話に出てくるみんなのいい所なのだろう、と思った
ガーネットの谷のスニフも好きだ デカいタコを太陽光と鏡でやっつけたところも、最後の海が戻ってきたところも好き
メインではないキャラクター達もみんな愛おしい ヘムレンさん、切手、全部あって良かったね…但しじゃこうねずみさん、テメーはダメだ‼️ケーキは怖いぜ……(でも好きだよ)