Kaito

問題のない私たちのKaitoのレビュー・感想・評価

問題のない私たち(2004年製作の映画)
3.9
女子中学生によるいじめ問題の教科書のような作品。

とある女子中。
黒川芽以演じるミオ、ピラミッドの頂点いじめっこグループのボス的存在。
美波演じる真面目で大人しいマリアをすごくいじめる。いじめではなく不快感に対する正当防衛だ、とか恐ろしいこと言って。
やめろよ、マリアちゃん超美人だしお化粧だって上手なのに!

そんなミオによる独裁国家3年A組は、顔良し性格良しスペック高しな沢尻エリカ様演じるミキが転校してきたことで波乱の時代に突入する。

ターゲットやポジションの変化、いじめっこからいじめられっこへ、いじめられっこから傍観者へ…

夏休みを挟んで2部構成みたくなってるけど、前半は特に道徳の時間に鑑賞してもらいたい。
けどそこ止まりな作品に収まっちゃった感じ。
もっともっとダークさがあればなって思った。学校では流せないくらいぐっちゃぐちゃな。

黒川芽以、沢尻エリカ様、美波、その他のティーンたちは自然というか等身大感というか、良い演技だったと思う。

そして一番大事なことは、担任の先生がすんごくエッチ。
僕の脳みそのキャパシティギリギリ、想像できる限り最も欲しい女教師が、この作品には、いた。
演じるのは、ドラマ版モテキで一番好きだった野波麻帆。
存在忘れた頃だったけど、形も動きも声も色も味もパーフェクト。モテキより若いから尚更。

ありがとうございました。
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