それいけ！アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴の住友のネタバレレビュー・内容・結末

お馴染みの『シンデレラ』のその後の物語が舞台で、壊れた絵本の世界を取り戻すというあらすじ。
アンパンマンで語られるセオリーとシンデレラの物語がしっかりと融合していたと思う。

ガラゴンが実は王子様だったというのは、中盤の「王子はもういないんだ」というガラゴンの発言から察することができる。しかし王子様とシンデレラがガラゴンやカボチャンになったいきさつや、誰に姿を変えられたのかは判然と描かれない。また、姿を変えた張本人とアンパンマン一行は闘わないので、この辺りは「壊れた絵本の世界」だから矛盾やねじれが生じているのかもしれない。
もしかすると、そういった辻褄の合わない事象を傍らに置いておけない場合は作品を楽しめないかもしれない。

個人的な見どころは、ロールパンナちゃんの戦闘シーン（ほんと戦闘力高いなこの子）と、アンパンマン号のトランスフォーム。