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カフェ・ソウルのtomoneのレビュー・感想・評価

カフェ・ソウル(2009年製作の映画)
3.5
(定期)韓国語聞きたくて何となく観た。
思ってたより、何倍も良かった。

普段、韓国映画らしいカメラアングルで韓国の街に見慣れているが、これは日本の監督だからなのか、日本映画らしいカメラのアングル、撮影の仕方で韓国の街を見られる事がとても新鮮で好きでした。(日本人から見た韓国の街、感)

最後勝敗が出た後、兄ちゃんが弟にに字幕だと「(こんなお菓子を作れて)すごいな、サンジ」と表示されていたが、実際には「우리 산지 많이 컸네(サンジめちゃ大きくなったな)」とサンジのお菓子を食べたことにより、お菓子ではなく、サンジ本人の成長を実感した兄のセリフが個人的に感動しました。

とにかくこの映画見ると、韓国菓子を食べてほっこりしたくなる。仁寺洞に実在するお店らしいので、次回の渡韓で絶対行く。

いやー、家族でも、言葉が通じない海外の人でも、食って本当に人と人とのコミュニケーションだよな〜と、改めて思った。

韓国と日本って永遠にゴタゴタしてるけど、いつの時代も国と国ではなく、人と人の関係がある、それを実感させてくれるから、日韓合同作品(?)は好き。
まあ不仲絶頂だと、あっち行った時に感じる悲しい事はやっぱり悲しいけど。それは日本に来た韓国の友人も言ってたから、そういう実態の話しが出来ている人と人の関係を大切にしたいよなーと、日韓映画を観ると多々思うのであります。笑
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