サリエット

朧夜の女のサリエットのネタバレレビュー・内容・結末

朧夜の女(1936年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

過干渉な母役の飯田蝶子さん、甥っ子思いの坂本武さん、その妻役の吉川満子さん、とてもバランス良いトライアングルな3人◎

ウブな息子役の徳大寺伸さんは、「暖流」では真逆の役所で新鮮でした◎

過ちのシーンがないけど⁈やっぱりメロドラマ!
お通夜のお月さまの下で「仏さんのためだよ、そうする事が仏さんが望んでた事だよ」と誠一に諭す悪役を買って出た文吉のセリフは、まさしくメロドラマでした◎

PS:文吉夫婦の染物屋、大衆酒場、照子のバーの雰囲気が時代を写してて、とても良かった◎