やっぱりカルカン

シティーハンターのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

シティーハンター(1993年製作の映画)
2.7
2019/12/31 tvk 年末年始特別番組
映画の時間「シティーハンター 城市獵人」
(1993年製作 香港)23:00〜0:55
の録画を視聴。

シティーハンター好きとして一度は見ておかなければならないと、録画だけしておいたが…これは…
香港の人はシティーハンターをこんな風に思ってるのか???(設定は香港アクション映画または「ジャッキー・チェン映画」として、原作から大胆に脚色されているらしい)

シティーハンター関係なく純粋に映画作品として見ても、特に前半テンポが悪くてギャグがすべっていて全体的に冗長な感じ。余計なところをカットして90分以内におさめた方が良かったのでは。あと獠がかっこいいシーンが少なくて終始面白キャラで、シティーハンターというよりは本当にただの香港アクションコメディ映画だった。
後半獠が捕まってからはまだギリ見れたが、1.2倍速再生してやっとサクサク見れる感じ。銃を使用しない獠のアクションシーンはラストにかけて30分近く続くが、退屈だし、個人的にシティーハンターに格闘シーンは求めてないので早送り。

突然のとんねるず「ガラガラヘビがやってくる」→曲が古いよ!と言われてたけど、1993年の映画で1992年の曲だからそんなに古くない(笑)このシーンもダラダラ長すぎ。
突然のスト2→流行ってたからなぁ…ダルシムやらブランカやら実写オールスターの再現度が予想以上に高くてなんか笑っちゃった。カプコン完全協力でゲーム内のBGMやSEも盛りだくさん。ジャッキー春麗が勝利した時のジャンプ(やったぁ!)完全再現は必見。

それにしても後藤久美子は美人だなぁ。他にも日本車がたくさん出てきたり、日本に気を使って所々日本要素入れてくれたのだったらちょっと嬉しい。

シティーハンター好きとして気になったのは、まあまあ香の扱いがひどかったり、セクシーギャルがいっぱい出てきたり女にだらしないシーンが多すぎるように感じた。あと「獠はそんなことしないだろ」って所があったのと、ギャグが多すぎて獠があんまりカッコよくない所。ジャッキー好きには良いかもしれないが、シティーハンター好きは無理して見る必要ないかも。
シティーハンターの良さは
・カッコいい獠8割
・女にだらしない獠1割
・香にボコられる獠1割
・↑この3つの緩急
・頼れる仲間達
・獠と香の関係
なんだけど、なんか全部のバランスがちょっとずつ崩れてる感じだった。もしまたテレビで放送されることがあっても次はもう見ようと思わないな…