オールスターズ第3弾完結編となる本作。
一言で言えば「前2作で欲しかったところを押さえてくれた傑作」かな。
DXではプリキュアと別の妖精との絡みが多く、DX2では若干他作との絡みは薄かった印象。
本作は21人のプリキュアを3チームに分けることで「相棒の大切さ」と「クロスオーバーの夢の共演」を両立。
基本熱血で突っ走りがちな桃キュアチームは自分の細かな考えまで読んでサポートしてくれる仲間不在で大混乱。
冷静な青キュア･寒色キュア連合は行動力や実践力に欠けるため苦戦。
バラエティに富んだ暖色キュア連合はまとめ役がいないからみんな自分勝手。
夢のチームマッチではあるんだけど、やっぱり調子が乗らない。で仲間の大切さを実感する。
それまでも変に辛さとか悲しさを出すんじゃなくて、コメディチックな演出や行動をする事で3回繰り返すのも楽しく観れる。
あと好きなのが、どっか1ヶ所で敵が撃ったビームが他の1ヶ所の爆発と被ることで場面が変わるやつ。
テンポよく変わるのは楽しい。
