街に流れてきた男が問題を解決して街を去るという、正統派西部劇的展開 meets『オールウェイズ』や『ゴースト ニューヨークの幻』的、現世に残した大切な人のために死者が頑張るストーリー。
クラッシュシーンの爆破やアニメーションとの合成、ガソリンを飲んでキメている悪役、ハードロック鳴り響くレースシーンから濡れ場まで…エンターテイメントのためにやれる全てを盛り込んだ作り手たちの意欲が嬉しい。
スピルバーグの『オールウェイズ』的といえば、恋人以外にも残した大切な存在がいるというのも良かった。
ラスト直前の「ジェイク!ジェイク!…ジェイミー!!」は泣けた。
またこういう映画は理屈ではないと思うので細かい説明を端折っているのも好感が持てる。
アカデミー賞とかを取る「立派な」映画とは違うこういった作品の存在は大事だと思うし、こういった作品を月1か2くらいで見たい。
ソフト未収録の池田秀一吹替版で鑑賞。