mintiaboribori

ワン・オン・ワン ファイナル・ゲームのmintiaboriboriのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

‪家父長制で保守的な両親の行為や言動をなぞりながら、主役2人の流動的な関係性や感情の揺れ動きが描かれてるのが好き。


幼少期時代かわいい〜
you wanna be my girl?だって、いいなあ
I think we ought to kiss now? for how long? 5seconds?とか言ってまじで指折り数えながらキスしたり死んだ

隣に住む幼馴染みというケータイ小説みたいな話
ダンスパーティー文化胃が痛くなる

うええ
ダンスパーティー前の母娘の会話無理すぎ
女の子全員が男ウケするフェミニンな女になりたいわけじゃないんだけど?
フェミニンな女=美という苦しい価値観
だけどこのベタベタな展開(お互い適当なパートナーと踊りながらも相手のことを気にしまくる)にきゅんきゅんする
は?セックスシーンめっちゃ女submissive やん日本のavか

バスケシーンはめっちゃいい

両親と違い女に任せず自分でアイロンがけするq。浮気する人がいう合い言葉として使われる「ミーティング行ってた」

バスケたくさん決めた時に、qのままがqに「まだ男ね」という。主役の女が活躍してる時にqが女に「男だな」というと女は「no, the woman」と返すの粋。

it's just gameっていう主役の女のお母さん

親の世代にとって幸せとはかわいい格好をして夫に愛されること

女のお母さんのセリフ「女アスリートの母親はただの専業主婦、分かってんのよ」「私が8歳の時、お母さんは4時間ご飯に時間かけてた、でもお父さんはピザを食べに出掛けた、でもお母さんはそれに対して一切何も言わなかった、もし私がお母さんを恥ずかしく思うならそれのせいだよ」っていう世代対立熱い、、、、!
「あんたのスプリングダンスの日、あんたにおばあちゃんのパールのネックレスをかけてあんたに綺麗と言った、だってほんとにそうだったから。あの日はほんとに幸せだった、だってご飯を作らなくてよかった
からね」
バスケを辞めた女が「あんたを見失ってからバスケが楽しくなくなった あんたがいたからバスケが好きだった」ってセリフ吐いた時はクッソむかついたけどオチは良かった