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青春怪談のpenのネタバレレビュー・内容・結末

青春怪談(1955年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作が好きだったのでどうなるものかなと。軽快に物語が転がっていって楽しい。小気味良く進みつつも人物の表情はちゃんと捉えていて、相手のことが気になっている人々の微妙な心持ちが感じられる。冒頭の喫茶店での視線のやり取り、慎一の朝食作りの風景がおかしくて堪らなかった。バレエの練習風景で光と影が強く強調された静かな場面も印象的。

千春、シンデ、慎一の母が本から出てきたかのようなハマりっぷりで驚いた。多少構成は変えつつも、素晴らしい映像化。
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