あお

バースデイ・ガールのあおのレビュー・感想・評価

バースデイ・ガール(2002年製作の映画)
2.5
イギリス人の真面目な銀行員がロシア人と恋に落ちたはずが…って感じの物語。言葉がまったく通じない中で芽生える恋心が可愛かったけど、中盤から主人公の人生めちゃくちゃ過ぎて可哀想以外の言葉が見つからなかった。

ニコール・キッドマン演じるロシア人妻が怪しさプンプンだったけど、プレゼントされた英露辞書で一生懸命言葉を覚えようとしたり、少しずつ手編みのセーターを編んでいたりして微笑ましかったのに、それがすべて主人公の為ではなかったのかというがっかり感。こっちまで切なくなってくる。

主人公良いヤツだし冴えないながらも頑張っているから最後は報われて良かったねと思いながらも、あのラストだと最後の最後で主人公が人でなしになるよなぁとすっきりしないまま終わった。せめて警察寄ってから再スタート切ろうぜ…
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