もか

悪魔の追跡のもかのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔の追跡(1975年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

45点

ピーター・フォンダがホラーやったんだ〜
という感じで観てみた。

アメリカンニューシネマとホラーの融合としては、新しさを感じた。

そして、もう、アメリカンニューシネマも、
変革を始めている中、
ピーターフォンダは何をしていたのか。

バカンスに来た2組の夫婦が
カルト教団っぽい団体の
少女を刺し殺す儀式を
たまたま見てしまって追われる。

「悪魔に追われる」という内容は、

あ、なんか面白そう!
どんなことが起こるんだろ
って感じだった。

だけど、
大した仕返しもしてこないし、
人も死なない?

そして叫ぶだけの無能な奥様方を見てると
違う意味でイライラしてしまった。

ローズマリーの赤ちゃんみたいな
悪魔らしい存在が実はすぐ近くにいた、、

みたいな、裏切られる感(ホラー)を
期待してしまった。

怖さを求めちゃダメだね。

逃げても逃げきれない、
そしてたまたま止まったところを
炎で囲われ、あのカルト集団たちが顔を見せる。

ゾッとするはずなんだろうけど
怖くはなかった。

これはホラーではない。

ラスト、あっけなく死んでしまう(消えてしまう)
あの懐かしのニューシネマだと思って見るのが正解だと。
もか

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