松方弘樹が、かなり若いはずなのに、既に松方弘樹だったのに驚いて集中できなかった。
特攻に散っていく若者たちの軌跡。
なんだか少しドキュメンタリーな感じで、ドーンとした盛り上がりもなくストーリーが進んでいって、特効映画としての物足りなさを感じずには否めなかったのだけども、、、
よくよく考えてみると
我々の時代からみる特効と比べて、この映画が作られた時代からみる特効にはリアルな記憶が反映されているだろうから、余計なお涙頂戴なんて必要なかったのかもしれない。
特効が1940年代半ば、この作品が1960年代半ばで、その差は20年強。
2021年の今、2000年が主題の映画を作るのなら、大袈裟な演出は要らないのかもしれない。
ただし、松方弘樹の顔面は、時空を超越してた。