このレビューはネタバレを含みます
現実世界ではそんなはずない事の連続。
それをやれちゃうのがファンタジー。
それをやれちゃうのが映画。
男前と、美女が出逢う。
一瞬で恋におちる。一晩のみ。
そこから10数年お互いを求め続ける。
そんなはずない。
あの2人の容姿であればお互いそれなりの人達に出逢って、恋愛もしてってなるはず。
子供があの環境であんなに真っ当にキラキラ美しく育つだなんて！
親と一瞬も暮らしてないのに音楽の才能を受け継ぐ神童になるなんて！
いきなりコンサート開けて、初めてのコンサートでいきなり両親が再会しちゃうなんて！
ザ・ノンフィクションをたまに見るので、そんなはずない。現実に甘さなんか少しもないと思っちゃう脳が邪魔をする。
それでも【運命の人】は替が効かないと信じたいし、理不尽に引き裂かれた子供とは引き合うと思いたいし、なんのデータがなくても会えばこの子だ！と判ると思いたい。
音楽の力はものすごいのだと思う。
そうであれば良いな、それなれたら良いな、の集合。
もう一度しっかり見て純粋に単純に
この映画大好きと言えるまで昇華したい。
