このレビューはネタバレを含みます
「この世界がなくなっちゃったらイイナ!」という願望が叶っちゃった★
という、なんとものび太的発想の映画。
かの有名アイテム『独裁者スイッチ』を持ってしまったダメ男2人の友情物語とも言える。
「何も無い」世界は、自宅以外は真っ白な平原が延々と続いていて、一瞬ホラーの様相を呈するかに思えるのだが、主人公二人があまりにもバカすぎるのでギャグにしかならず。
途中でごくくだらない喧嘩をしたあげく、お互いの身体を消しあう二人。
仲良く喧嘩しな♪の例をあげるまでもなく、お約束の仲直り&さらなる友情の深まりを経験したあとは、首だけになっても俺とお前二人なら楽しく暮らせるぜ、きっと!という安直なエンディングへ。
いや、もしかしたらこれは彼ら二人の存在自体がホラーっていうオチなのか。