まなみ

ゴキブリたちの黄昏のまなみのレビュー・感想・評価

ゴキブリたちの黄昏(1987年製作の映画)
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観たよ





王であるサイトウさんの下、平和ながらも満たされない日々を送る"ナオミ"
婚約者との結婚式を間近に控えたその頃、"ハンス"と名乗る他国の亡命者が現れる
彼は言った「戦争はまだ続いているんだ…」



はい、本作はタイトルそのままGの物語です🦗
でもご安心下さい。G達の生活は実写ではなくアニメーションなので身構えずに観て頂ける優しい作りになっています👍

この時代にしてアニメと実写との融合にあまり違和感がなく、意外にも本作に対する制作陣の意欲と技術の高さを感じました!
後、音ね!音の使い方がとにかく素晴らしいです!
人間の生活音が甘美な誘惑となったり恐怖を促す作りになっていたり、G達のこんまい生活との音でとる対比も面白い

サイトウさん(人間側)の生活の変化によってナオミ達Gの状況が一変、平和なGの王国は終焉に迎う…もうラストはまさに「進撃の巨人」さながらです😂

Gパートは終始刹那的に描かれているので、実写パートで異様に漂う淫靡な雰囲気は本作唯一の謎ですが、サイトウさんの度を超えた不衛生さ(精神的事情はあれど)は理解に苦しむし女の図太さも相当なもん(普通なら発狂する)なので2人はこれからも上手く行く事でしょう!

最後の最後には希望のあるラスト(人間側からするとゲェーッ!)で個人的にはとても面白かったのですが、終始付き纏う私は一体何を観ているのだろう感が拭えず、冷静になると?だらけな作品でした🤔

いやぁ〜カルト映画でしたわ😂😂
まなみ

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