(演奏も)フィールドレコーディングで構成されているのかな(?)多少の編集はあるだろうけど..映像のエキゾチックさを限りなくドキュメンタリーに近い感覚で味わえる素晴らしい録音だった
映画全体を通してプリミティブな魅惑が随所に感じられてよかったが、やはり文化や習慣の違いから生じる差別は切り離せない…カセットテープを通して異国の音に魅了された主人公だからこそ、文明の恩恵をどこまで自分が許容すべきかをラストシーンで痛感させられたのだと思う
この映画が(おそらく)録音にこだわっているようにラストシーンとの矛盾に文明と文化の共存方法について考えさせられた