2022年 鑑賞 22-146-17
BS松竹東急 銀座よる8シネマ(吹替) にて
カーレド・ホッセイニ先生の小説「カイト・ランナー」を原作に、「007 慰めの報酬」「プーと大人になった僕」等のマーク・フォースター監督による、アフガニスタンの首都カブールを舞台に、アミール(ゼキリア・エブラヒミさん)と、ハザーラ人のハッサン(アフマド・ハーン・マフムードザダさん)の関係を描くドラマ作品。
ー 切れてしまった凧の糸は修復できるのか? ー
アフガニスタン = 争いが続いているイメージ...
本の出版、夫婦、電話口の旧友、「故郷へ... 」
幼少期のアミールと親友のハッサン。そして、子どもでも民族間内乱。
“君は彼より強い きっと君が勝つ”
雪の夜の少年2人の凧の調整。ハッサンの強いアミールへの気持ち、謙遜というより自分に自信がないアミール...
“君のためなら千回でも”
凧上げ大会当日。2人だから見せられる連携の数々。だから優勝出来た!のだが... 凧を探しに行ったハッサンは... それを見て見ぬふりをし、逃げ出したアミール... ここにアミールのネガティブな性格が出てしまった...
“お前は俺の恥だ!”
仲直りどころか、ハッサンをより傷つけてしまったアミール... アミールの気持ちやとる行動はいつも悪い方向へ... アミールは馬鹿だ。アミールお前のついた嘘のせいで... 父も失くした...
1979年12月 ソ連侵攻ー 父の勇敢な行為、まさかの展開、詩...
1988年 カリフォルニア州フリーモントー 大学卒業のアミール、作家志望、父とガソリンスタンドで働くか?、ソラヤ(アトッサ・レオーニさん)との出会い、コーラを買いに、名前はアミール、「嵐ヶ丘」、父の不調、アミールの小説を読んだという秘密、善は急げ、ソラヤの過去、アミールとソラヤの結婚式、そして... アミールの結婚式を待ったかのように、結婚式後に亡くなった父...
“僕の夢は息子が立派な人間になること 息子が自由に生きられること 昔のようにカブールの町で花が咲き サモアーンの店に音楽が流れること 凧が空を舞うこと 僕たちが共に過ごした場所をいつか君が再び訪れること その時は充実な友がそこで君を待っています”
話は冒頭の続きへ... 年とったなぁ... 神の意志、●●●●は死んだ、壮絶な過去、手紙、驚愕の事実、父の嘘、手紙の内容に号泣...
“彼が無事でありますように 御守り下さい お願いします”
孤児院の現状、あの木の文字、石を投げ付ける、ビジネスの話、あの白いターバンの男は... 、パ●ン●、逃亡、「モスクの中では靴を脱いで下さい」、階段での会話、「もうあいつは来ない 君を傷つけやしない!」
ラストは凧上げのシーンで、アミールがソーラブ(アリ・ダネシュ・バクティアリさん)に話す彼の父と凧の話。凄く泣ける。アミールとソーラブの凧上げのシーンで、更に... あの親子の会話も同じだ!これがアミールとソーラブの「リフト&ダイブ」だ!そして、アミールの...
手紙のシーンと最後の凧上げのシーンはグッと来た!アミールとハッサンにしてやられた!彼らはいつでも修復出来る!共通の好きな凧がある限り、何度でも...
「大事な人の息子だ 死んでしまった 弟だよ」
「二度と僕のまえではハザーラ人の子と言わないで下さい ちゃんと名前がある あの子はソーラブだ」