Gocta

キクとイサムのGoctaのレビュー・感想・評価

キクとイサム(1959年製作の映画)
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黒人の父親と日本人の母親との間に生まれるが、父は米国に帰国、母も既に亡くなっているため、田舎の村で祖母と一緒に暮らす姉弟のお話。面白く観れた。

人種差別を描いているが、祖母には愛情があり、隣家の夫婦や学校の先生も理解があって、一方的な描写でないのが良い。更には、米国内での人種差別にも触れるなどバランスがいいと思う。ラストも希望を感じさせる。今でも根っこの部分は変わっておらず、現代にも通じる。
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