備忘録
高校3年生の時に鑑賞。
同時上映は、香港発活劇エクスプレス 大福星
まずFilmarksには制作年度が1974年となっているが、これは間違い。
他のサイトも軒並み間違っている。
原題の少林俗家弟子で検索すると、制作は「1985年」となっている中国、香港のサイトがヒットする。
主演のファン・タンユーは、このあと天山回廊(1987年)にも青年役で出演しており、年齢的にも合わない。
それに立ち回りが、明らかに少林寺(1982年)やヤング・マスター(1980年)の影響を受けたものになっている。
お話は少林寺で武術を学ぶ青年達(出家しておらず僧侶ではない)の青春物とも言える内容。そこに元少林寺門弟が挑戦してきたことから、主人公が戦うことになるというもの。
敵役はウォン・チェックという人。この人がむちゃくちゃ強い。
劇場で観た際やパンフレットの写真では、ヤング・マスターやドラゴンへの道のウォン・インシク(韓国人)に似ており、名前まで似ているので同一人物ではと思っていたが、こちらは中国(本土)映画に出ている人で違うみたい。
復讐物ではないので、誰も死なず、殺さず、技を競い合う闘いだったと思う。
出演者ほとんどが中国の人なので、香港映画では見かけない人たちばかり。
その点もかえって新鮮で、おもしろかった。