ちょっと陰惨。
ゲキ×シネは『メタル・マクベス』が面白かったのでこちらも期待して見ました。
『メタル・マクベス』ほどではなかったのですが、それなりに楽しんでみることはできました。
蜉蝣峠に住む不思議な人物の過去を探るうちに、ある村の虐殺事件が明らかになるという物語。
陰惨な話をコミカルに描いていて、その分、面白く見ることはできるのですが、陰惨さは否めず、見終わっての爽快感は得られません。
また、演劇であるにもかかわらず、映像に頼っている部分もあり、気になりました。
狂気をはらんだ堤真一の演技はなかなかよかったのですが、全体のトーンとややミスマッチな感じもしました。
2017/12/4 23:41
991-2