シトリン

マッチ工場の少女のシトリンのレビュー・感想・評価

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
3.6
タイトルのイメージからあまりブレず暗くて淡々としている女性だった。

親が娘の稼ぎをあてにしている。あてにしている金をドレスに使われて腹立てる毒親。
そのドレスを着て出会ったこれまたどうしようもない男に1夜限りとはいかず惚れて傷つく。

なんで両親がいる家に呼んじゃったんだ?

もっと生きたいように生きることも出来たんじゃなかろうか。愛される事も出来たんじゃないか。あれが彼女なりの精一杯の生き方だったのか。

でも不思議とドロドロしていなくて、ラストもある意味清々しかったので嫌な気持ちにもならない映画。

タバコ吸う時、ちゃんとマッチ使ってていいね。