づんさんの映画レビュー・感想・評価

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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

3.4

ニューヨーク在住のユダヤ人デヴィッドと従兄弟のベンジーは亡くなった祖母を偲ぶ為にポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。正反対な性格のデヴィッドとベンジー。行く先々で衝突を繰り返しながら>>続きを読む

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.6

4人の男女の出会いと別れを繰り返した40年間の追憶の日々。

みんな周りまわって、遠回りしすぎやけど、最高やった!

もっと若い時に観てたらきっと何も響かなかったと思うけど、自分も歳を重ねて色々経験し
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

2.8

後継が代々謎の病気にかかる奇妙な家族の先祖の墓のお祓いと改葬をするために墓を掘り起こした事で秘密が明かされていくサスペンス、スリラー。

改葬というのがまず馴染みがなくて興味を惹かれたところからはじま
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.4

19世紀末。精神病棟が舞台でベン・キングズレーが出てるってだけで不穏な空気になるのが伝わってきますね。

私が好きな「シャッターアイランド」の雰囲気を十分にまとっていてすごく期待できる感じ。

そして
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リンダとイリナ(2023年製作の映画)

2.5

ドキュメンタリーやのに1本の短編映画を観ているような気分。
海外の街並み、彫りの深い顔立ち、言葉の違いだけでこんなに絵になっちゃうのなんやろ。

活発なイリナと幼い頃から引越しを繰り返して友情、絆を築
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レベッカ(2020年製作の映画)

3.1

ヒッチコック監督REBECCAのリメイクとは知らずに鑑賞。

前半と後半で一気に雰囲気の変わる映画。
 
まさに天国から地獄へって感じだったけど、そんな巻き返しがあったとは。

ただ正直いって中盤まで
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

知り合いの結婚式で偶然会ったマモルとテルコ。
テルコはマモルに一目惚れ。
仕事よりも親友よりも自分のことよりもマモルが最優先。そんな2人は恋人ではなくダラダラした関係を続けていた。

最初は何ともリア
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.3

下ネタオンパレードやし、なかなかド直球の下ネタもあるから年頃のお子様と見るのはちょっとオススメしないけど、すごく面白かった。

頭使わずにとにかく笑える!

とはいえ、ジュード・ロウにステイサムって贅
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過速スキャンダル(2009年製作の映画)

3.0

最近暗ーくて、重ーい映画ばっかり観てたからたまには明るいコメディでも観るかと思い、大好きなチャ・テヒョンの作品をチョイス。

元売れっ子アイドル、今は人気ラジオDJで独身を謳歌しているヒョンスのもとに
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スカーレットレター(2004年製作の映画)

3.2

結構衝撃的な描写の映画だった。

クズ男には変わりないんやけど、、
何この複雑な絡み合いわ。

ずっとイライラしてたのが、それだけではなくなるなんか不思議さのある映画だった。

みんなが純粋に人を愛せ
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コカイン・ブライド(2018年製作の映画)

3.1

ニーナはコカイン中毒の元夫から逃れる為にマッチングアプリに登録し、そこで大富豪のカールと出会いすぐに再婚する。ささやかな結婚式をあげるがその直後から不可解な現象が次々と降りかかる。

また休日の朝から
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イマジナリー(2024年製作の映画)

3.1

ダークファンタジー。

序盤は「ん?大丈夫かな。これ」って思ったけど終盤はあの世界観とどんでん返しもあったりで思わず夢中になってた。

しかし、あの目めっちゃ怖いーー!

子供の頃って空想のもの生み出
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邪厄の家/バーン・クルア 凶愛の家(2023年製作の映画)

3.4

まず子役の子が可愛いし上手。
最後の「うん」一言でグッときてしまった。

タイ産の映画と相性がいいのかそんな多くは観てないけど今のところ全部面白い。

何部構成で出来てるの?ってぐらい観ててあきないし
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

2.8

思ってたんと全然違うかった。
メッセージ性のあるものだったんですね。
ただミステリアスとか神秘的なもので作りたかったのか、、
世界観はイマイチ。
まぁ、森には未知なる神秘がたくさんあると思うけど。
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.3

ソウルで働くヘウォンは、抱えている問題を忘れるために子供の頃に過ごした人口たった9人の島へ休息にやってくる。そこで、純粋で人のいい幼なじみ、ボクナムと再会する。しかし、ボクナムは夫や住民から奴隷のよう>>続きを読む

モンキーマン(2024年製作の映画)

2.9

デヴ・パテルさん監督、脚本、主演全部こなしてすごいなー。

これはアメリカが作ったインド映画。

旦那が「これはいつ踊り出すの?」って言うから「これはアメリカ制作の映画やし2時間やから踊り出さないよ」
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Away(2019年製作の映画)

3.2

飛行機事故で1人生き残った少年は見知らぬ島に辿り着く。黒い精霊に追いかけられながらも、色々な動物たちと出会い自分の家に帰る為バイクを走らせる。

セリフが全くなければ、少年、動物たちの表情もほぼ変わら
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

2.9

ブラムハウス作品にジェームズ・ガン脚本。
期待大ということで鑑賞。

感想はというと、休日の朝に私は一体何を観ているんだ、、。

社会人版バトルロワイアルやん!って思ってたらタイトルそのまんまでした。
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ホランド(2025年製作の映画)

3.1

ニコール・キッドマン主演、プライム独占配信となると、それは観なければと早速鑑賞。

眼科医の夫は出張が多く、夫の浮気を疑った妻は友人に手伝ってもらい自ら調査を開始するが、、

いやいやいや、支離滅裂や
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.1

アマプラ配信終了間近ということで鑑賞。

すごく楽しみにしていた作品だったんだけど、、

だいぶ重たいテーマが軸にあって、かなり切ない話なのに全ての出来事が単調で進んでいってあまり深く感情移入できない
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.3

モアナのような冒険心と勇敢な心、私も子供の頃に欲しかったな〜。
海に選ばれたモアナと半神半人のマウイとの友情、そしておばあちゃんとの関係性も素敵やった。
相変わらずサブキャラが良い味だしてる。笑

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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.1

M ・ナイト・シャマランの娘さんイシャナ・ナイト・シャマラン監督作品。

ファンタジーに分類されてる?なんで?ホラーじゃないのか?
いや、やっぱりこれはファンタジーだ。
って思う映画。

映画内容は、
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.6

ポン・ジュノ監督。

観たかった作品3/3。

この映画にはこのタイトルしかないんじゃないかと思うぐらいマッチしてるタイトルだと私は思う。

冒頭の母のダンスでもう心を掴まれて、それがこんなにもラスト
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.4

ポン・ジュノ監督

観たかった2/3本目。

1986年。韓国の農村で女性が強姦され殺される事件が多発する。
ソリが合わない2人の警察官が捜査にあたるが、、

韓国で実際に起こった未解決連続殺人事件を
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.0

ポン・ジュノ監督。
ずっと観たかった3本がいつの間にかアマプラにきてる!
という事で、ポン・ジュノ祭り開催。

まずはこちらから。

連続仔犬失踪事件?!
愛犬家にはかなり閲覧注意な作品。
最初に犬の
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.2

この作品、巷で話題になってるな〜、機会があれば観ようかな〜程度にしか思っていかったけどで日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞して安田監督、山口馬木也さんが涙されているのを見て絶対に観ようと思っていたら>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.2

スクリームとラストサマーにグロ描写×2をしてコメディ感をちょっと足した感じかな。

スクリーム見直そうかな〜って思ってたぐらいこういう作りの映画好きで、まぁいうたら本当に良く似た作りなんだけど、やっぱ
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密輸 1970(2023年製作の映画)

3.3

1970年代半ば、化学工場の廃棄物によって海女さんチームが失職の危機にあったがリーダーのジンスクが仲間を守るため海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。税関の摘発にあいジンクスは刑務所送りに、>>続きを読む

NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

3.3

ヨルゴス・ランティモスの短編映画。

電車であった女に「自分」を乗っ取られたチェロ奏者の男。
家族も夫・父なのかわからず戸惑っているが(決して否定はしない)女を受け入れる。
下手くそなチェロ演奏。
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

ジャケットの不気味さでずっと気になっていて、やっと鑑賞。

怖い、面白い!

そっち系の話なのねってなったけど、もうジェーン・ドウさんの美しい真っ白な顔が映るたびに、何かくる!怖い?来るの?って、なん
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

オチは読めちゃってたけど、最後まで全体的に不気味な雰囲気と叔母さんとその旦那の何ともいえない気持ち悪さに「うん、うん、ほいで?ほいで?」ってなったんだけど、そこからの展開がほぼなくて、物足りなさが残っ>>続きを読む

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.1

電話ボックスにかかってきた電話をとってしまったスチュワート。
そこから命の危険に晒される。

ほぼ電話ボックス内の会話だけで繰り広げられるワンシチュエーション映画。

ずっとどこからか狙われていて、い
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.2

モキュメンタリーも中途半端な気がして、なんか惜しいというか、残念。

他のホラー作品で観たことあるようなものをつめこんだ感じで、肝となる恐怖の元凶もなんだか怖くないんだよなー。

結局映画見終わった感
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まる(2024年製作の映画)

3.1

荻上直子監督作品は2〜3作しか観たことないけど日常のほのぼのを描くのが上手な方なんだな〜って思っていたけど結構人のリアルなとことかも描かれるんですね。

◯とは悟りの境地

この映画は仏教の教えを説い
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.0

リゾートバイトの都市伝説結構不気味で好きだったけど、映像にしちゃうと、、。

しかもミックスしちゃったのね。

何これ、、
めっちゃコメディやん。
特に後半なんてもう絶対笑かしにきてるよね⁈

本当に
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.4

松竹映画100周年記念作品。

油の匂いと機械の騒音から映画が生まれるのが昭和生まれからしたらやっぱりいいなぁ。

私が小学生、中学生の時はまだフィルム映画で途中でとまっちゃった事もあったし、ゴミがつ
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