シトリンさんの映画レビュー・感想・評価

シトリン

シトリン

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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ監督作品3作目。

ちょっと面倒くさい男女がずっと不器用にすれ違ってるだけの話なのに何故か心地よく観れてしまう。
ひたすら淡々としていてネチッこさがないのもあるけど、主人公のキャラが
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

静かで落ち着ける映画。

面白い話かと言われたら面白いわけでもないのに、続けて観たくなる良さがある。

ギリギリで生きるちょっと地味な男女が出会って、もどかしいくらいに不器用。
台詞少なめで、劇中でか
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.5

滅茶苦茶突き刺さった!
大好きかも。

クリスマスに家族の元へ帰れない、全寮制の学校に通うタリーには複雑な家庭環境や思春期なりの気難しい心があって、そんなタリーと堅物で嫌われ者の教師ポールが"仕方なく
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

レビュー書いてなかったので投稿。

岩井俊二の鮮やかで控えめな空気感を代表するような映画。
まるで雪の中に溶け込んでしまいそうな中山美穂の透明感と関西弁丸出しなのに何処か繊細さを失わないトヨエツ。
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.6

タイトルのイメージからあまりブレず暗くて淡々としている女性だった。

親が娘の稼ぎをあてにしている。あてにしている金をドレスに使われて腹立てる毒親。
そのドレスを着て出会ったこれまたどうしようもない男
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.2

12年ぶりに帰った主人公と家族の会話が永遠に繰り広げられるので退屈な人には退屈。
12年ぶりの重みもあってか、それぞれ秘めた想いがありうまくコミュニケーションを取れず、微妙な空気が生々しく感じる。
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

運命的な恋、王道のラブストーリーでありながら、しっかり見入ってしまうという映画。

母親がずっとノアの手紙を捨てずにとっておいたところは心にくるものがあった。
どんなに娘の初恋の相手を貶そうとも、いつ
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.8

昔観たことをすっかり忘れていた。ふと思い出し、懐かしいので久々に見直す。
本当はポップミュージックがやりたかった主人公がデスメタルの世界でカリスマ的存在になってしまう。

叫ぶ言葉が常に暴力と狂気で溢
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.8

有名なスプラッターホラー映画、これは傑作。

男女が山奥の別荘にとか、死者の書を見つけてついつい死霊を呼び起こしてしまうとか、死霊目線で動くカメラやスモークとか、何から何までホラーの基本が詰まっていて
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

やっと問題作と言われるこの映画を観た。

思っていたよりも衝撃が無かった。
グロもエロも思うほどは突き抜けてない。

映像の綺麗さとまるで洗脳されていくんじゃないかと言う不気味さでずっとふわふわしてい
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.8

東京テアトルって時点で観なきゃと思っていてやっと観た。

完全犯罪を企む少年少女たちと岡田将生演じる東昇の対決が思ったより面白く、後半どんでん返しが続いたのが惹きつけられた。

中心は4人の犯罪だが全
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.5

観てきたけど、とてもとても良かった。
耳が聴こえない両親の元に生まれたら、きっと誰もが一度はこんな不満や葛藤を抱くだろうね。

両親は健常者の家庭に負けない、いや、それ以上かもしれない、それくらい息子
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

なんとも辛い話だった。

こういう家庭の物語を観るたびに一体どうしたら幸せな暮らしになるのだろうと考えてしまう。

刑事、日記帳、福祉施設での仕事、学校
杏にとって支えとなるものがあり、まるで守り札の
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美少女戦士セーラームーンR(1993年製作の映画)

4.2

アニメは殆ど観ないけど、声優の篠原恵美さんの訃報を目にしたのでレビューすることに。

この映画版Rをあえて選んだのは、セーラームーン、TV版も含めた全シリーズの中でも最高傑作だと思っているから。

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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.8

観てきたけど楽しかった。

江口のりこ、カラッとしていてドロっとしていると言うのか
不倫云々で壊れていく姿って想像つくんだけど、それでも物語としては引き込んでくれて面白かった。

不倫アカウントとピー
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.0

非常に評価困難映画であるけど、まぁなんやかんや観れてしまったので★3

まず、ポスターイメージとまるで違うので注意。

育った家庭環境で歪んだ性行動をするなんてことはあって、それで人生詰んだなんてこと
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

基本的にアート映画になっているのでおかしな点も全てアートに見える作品。
刑務所あがりの主人公は小心者で言葉も暴力的で、トイレに行きたいとイライラし始めちゃうスイッチの入りどころがわからない男。

そん
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tokyo.sora(2001年製作の映画)

3.2

6人の女性たちがメイン。
2人ずつ3ストーリーに分かれていて細ーい糸で繋がっているような関係が見えてくる場面も。

板谷由夏と井川遥が上半身下着で街を走る今じゃ激レアなシーンが観れる。プラベでもこの映
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.4

ほぼ大きな動きのない群像劇で、視点が変わるとまた違ったストーリーになる。
なんとなく「きょうのできごと」を思い出した。あちらは大学生だった。

「帰宅部」組のクラスでは如何にも1軍にいそうな雰囲気も、
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

解剖学の話かと思っていたら普通にホラーだった。
予想外だったのでホラーを久々に観ることになって結構怖かったです。
ラジオから流れ出す音楽と鈴の音が鳴るたびに怖かった。

解剖していて不可解な事や現象が
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

ずっと観ようと思って観れてなかった作品。

実話らしいけど、こういう母親っていつの時代にも絶対いる。男には母性が出せるのに、何故我が子には出せないのだろうか?
そしてどんな母親でも不思議と子供は母親が
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.2

この映画がよくオススメにあがってきていたので鑑賞。

タイトル通りの作品。
B級っぽさは想像出来たけど、もうちょっと怖いのかと思ったら、救急車のシーンには爆笑した。

あの警官、銃撃つの下手すぎる。
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

こんな映画を考えるというのがもう感心しかない。いや、内容は結構な下品っぷりなんだけど。
死体をそんなふうに使うんか!?とびっくり笑い。
また、ダニエルラドクリフが出ているという情報だけは知っていたけど
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.2

YouTubeで予告見た時は男の子と母親のシーンだけだったので、ネグレクトを描く社会派のリアリティある映画を想像したのに違って少々残念。
松本まりかが女優オーラ隠せていないのでどちらにしてもリアリティ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

公開当初、SNSで賛否両論あったからどうなんだろうと思っていたけど、好きな映画だった。

トイレが最初から綺麗すぎてリアリティないと言う指摘があって。
確かにそうだったけど、清掃員に向ける差別心のよう
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もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)

3.4

ATG映画2作目!

風来坊彼氏の森本レオと彼氏がいなくなったので引き入れた特に好きでもない男奥田瑛二、その間にいる桃井かおりの話。

見たことあるような若者の恋愛模様なんだけど、昭和の重みって強いな
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.2

性暴力を扱う映画
ちょっと難易度が高い。

台詞が少なく、状況を説明するような作りをしていないしBGMがない。
映像美とワンシーンの長さだけが際立つ。
考察力が必要だと思った。

オムニバス3本立てに
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チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年製作の映画)

3.7

シリーズとは完全に別モノ感。

学生の頃、チャッキーの新作だと喜んで家族と観たらエロ要素強くて死んだトラウマが蘇る。

2人とも簡単に人形になっちまって…
2人になるとより悪っぽさが出てくる。

ただ
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チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

3.6

シリーズ続き。

3はアンディが一気に大人になったな!って感じが凄い。
そんなところをチャッキーにもからかわれる。

青年になって恋愛や人間関係の話が濃くなってきてターゲットも変わったりするから若干、
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.6

シリーズ続き。

このあたりからチャッキーの最後にスカッとすることを覚えちゃった。
なかなか派手な演出してくれて、結構原型なくなりつつあるチャッキーが必死に追いかけてくる姿がグロだけど笑えてくる。残酷
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

子供の頃によく観ていた。
久しぶりに見返したらクオリティは思ったほど悪くない。
チャッキーというキャラばかりが有名だけど、何故人形が動くのかはやっぱりこれ見ないとね。

チャッキーで思うのが、命拾いし
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蜜月(1984年製作の映画)

4.0

初ATG映画。

ずっとATGに興味あったけど、何から観て良いかわからず悩んで選んだのがこれ。

結果、当たりでした。

将来が見えない小説家志望の村上さんと絵に描いたようなお嬢様育ちのみつ子さん。
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

ギリギリ星3。意外と飽きず観れてしまった。

中身はグロ描写多数。
小松菜奈の高校の話が淡い雰囲気の描写
役所広司の方がグロ描写となっている。
個人的には二階堂ふみの耳のところ苦手。

音楽や役者の怒
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.3

昔、映画館で予告観た時は怖かったんだけど、いざ観てみたらその時程でもなかった作品。

サイコパスのストーリーなだけあって殺害の仕方などはかなりエグい。
そういう点は怖いけど、スクリーンで観たほうが倍怖
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呪いのキス -哀しき少女の恋-(2019年製作の映画)

3.8

初タイ映画。
タイでは人気なホラー映画らしい。

勿論、グロ描写も沢山あるんだけど
ガスーという化け物になったヒロインをガスー狩りに来る集団から幼馴染2人の男が守ろうとする。
サイ、ノイ、ジャット
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.5

野田洋次郎の表情の無さがあまりにもリアル。
なんていうか人ってそんなものだと思う。
余命宣告されても表情って変わらないんじゃないかと思う。
ショックはあっても、絶望してやる気がなくなっても、普段と変わ
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