シトリンさんの映画レビュー・感想・評価

シトリン

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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

ずっと観ようと思って観れてなかった作品。

実話らしいけど、こういう母親っていつの時代にも絶対いる。男には母性が出せるのに、何故我が子には出せないのだろうか?
そしてどんな母親でも不思議と子供は母親が
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.2

この映画がよくオススメにあがってきていたので鑑賞。

タイトル通りの作品。
B級っぽさは想像出来たけど、もうちょっと怖いのかと思ったら、救急車のシーンには爆笑した。

あの警官、銃撃つの下手すぎる。
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

こんな映画を考えるというのがもう感心しかない。いや、内容は結構な下品っぷりなんだけど。
死体をそんなふうに使うんか!?とびっくり笑い。
また、ダニエルラドクリフが出ているという情報だけは知っていたけど
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.2

YouTubeで予告見た時は男の子と母親のシーンだけだったので、ネグレクトを描く社会派のリアリティある映画を想像したのに違って少々残念。
松本まりかが女優オーラ隠せていないのでどちらにしてもリアリティ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

公開当初、SNSで賛否両論あったからどうなんだろうと思っていたけど、好きな映画だった。

トイレが最初から綺麗すぎてリアリティないと言う指摘があって。
確かにそうだったけど、清掃員に向ける差別心のよう
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もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)

3.4

ATG映画2作目!

風来坊彼氏の森本レオと彼氏がいなくなったので引き入れた特に好きでもない男奥田瑛二、その間にいる桃井かおりの話。

見たことあるような若者の恋愛模様なんだけど、昭和の重みって強いな
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.2

性暴力を扱う映画
ちょっと難易度が高い。

台詞が少なく、状況を説明するような作りをしていないしBGMがない。
映像美とワンシーンの長さだけが際立つ。
考察力が必要だと思った。

オムニバス3本立てに
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チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年製作の映画)

3.7

シリーズとは完全に別モノ感。

学生の頃、チャッキーの新作だと喜んで家族と観たらエロ要素強くて死んだトラウマが蘇る。

2人とも簡単に人形になっちまって…
2人になるとより悪っぽさが出てくる。

ただ
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チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

3.6

シリーズ続き。

3はアンディが一気に大人になったな!って感じが凄い。
チャッキーにもからかわれるしね?

青年になって恋愛や人間関係の話が濃くなってきてターゲットも変わったりするから若干、本来のチャ
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.6

シリーズ続き。

このあたりからチャッキーの最後にスカッとすることを覚えちゃった。
なかなか派手な演出してくれて、グロだけど笑えてくる。

アンディは強いお姉ちゃんに出会えて本当に良かったよね。
ギリ
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

子供の頃によく観ていた。
久しぶりに見返したらクオリティは思ったほど悪くない。
チャッキーというキャラばかりが有名だけど、何故人形が動くのかはやっぱりこれ見ないとね。

チャッキーで思うのが、命拾いし
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蜜月(1984年製作の映画)

4.0

初ATG映画。

ずっとATGに興味あったけど、何から観て良いかわからず悩んで選んだのがこれ。

結果、当たりでした。

将来が見えない小説家志望の村上さんと絵に描いたようなお嬢様育ちのみつ子さん。
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

ギリギリ星3。意外と飽きず観れてしまった。

中身はグロ描写多数。
小松菜奈の高校の話が淡い雰囲気の描写
役所広司の方がグロ描写となっている。
個人的には二階堂ふみの耳のところ苦手。

音楽や役者の怒
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.3

昔、映画館で予告観た時は怖かったんだけど、観てみたらその時程でもなかった。

サイコパスのストーリーなだけあって殺害の仕方などはかなりエグい。
そういう点は怖いけど、スクリーンで観たほうが倍怖いかもし
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呪いのキス -哀しき少女の恋-(2019年製作の映画)

3.8

初タイ映画。
タイでは人気なホラー映画らしい。

勿論、グロ描写も沢山あるんだけど
ガスーという化け物になったヒロインをガスー狩りに来る集団から幼馴染2人の男が守ろうとする。
サイ、ノイ、ジャット
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.5

野田洋次郎の表情の無さがあまりにもリアル。
なんていうか…
人ってそんなもの。
余命宣告されても表情って変わらないんじゃないかと思う。
ショックはあっても、絶望してやる気がなくなっても、普段と変わらぬ
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愛なのに(2021年製作の映画)

2.9

物語はぼやーっとしてるので見た人の視点もぼやけそう。

愛なのに…
愛はあるのにと言うことかな。

愛はあるのにセックスが下手で嫌。
愛はあるのにセックスするだけの存在。
愛はあるのに年齢で犯罪にもな
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.6

ずっと気になっていて観てなかったけど、レビュー通り確かに喧嘩ばかりで飽きる。
後半の菅田将暉は叫んでるばかり。

柳楽優弥が前半、ひたすら無言で通りかかった人に喧嘩ふっかける。
殴られても血だらけにな
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.5

ピアニストの話はあまり好みじゃなく、最後まで観れる自信がなかったけど、93分という短さもあってこれはなかなかだったのでラストまで鑑賞。
正直、ストーリーは大した事ないと思ったけど、昭和60年頃の銀座の
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

亡くした家族の遺骨やいのちの電話など重いようにも見えるけど、暗くなると言うことはなく、むしろ希望があったなと感じた。

生きるということが「食」でよく表現されているのがとても大きい。
温かいお風呂、風
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69 sixty nine(2004年製作の映画)

3.5

久々に観たんだけど
妻夫木聡と安藤政信がイケメンで眩しい!
こんな爽やかだったんだなーって思った。

妻夫木殴られ過ぎ!
下ネタが多く星野源のあのシーンが汚い!

今観ると脇役がこんなに豪華だったんだ
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カントリー・ストロング(2010年製作の映画)

4.0

時々観たくなるほど好きな作品。

昔観た時はゴシップガールのレイトンミースターが出ている理由だけで観たんだけど、カントリー歌手の再起を描いたもので思ったよりシリアスな内容でとても好みだった。

カント
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

2.8

家族再生の話は基本好きだけど、この映画は前半観てるのが苦痛で一度止めた。
助監督の「理由は?」「それ意味ないですよね?」の長ったらしい言い合いシーンは何度もいらない。
プロデューサー、マスク男のシーン
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.2

門脇麦と小松菜奈によるユニットのもっと柔らかい映画なのかと思ったら
関係が拗れていて2人の不貞腐れた顔をひたすら拝むという映画だった。

そこに成田凌が加わるともっと脱力感が出る。

ストーリーの中身
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

ただただ蒼井優が可愛い。

主人公は根性あるなと思う。
色々なところを転々とするって必要以上に精神と体力を消耗するし、新しい仕事をまた1からなんて面倒って人が大半では?

前科前科と言うけれど自分が主
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

食事しながら観ちゃ駄目なシーンが前半に!

人生上がったり下がったりが激しく忙しい。
上がってもなんとか這い上がれそうという感じなので結局下から引っ張られ堕ちる。

あと1発。何回聞いたか。

同ドラ
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.7

キネカ大森で再上映されているので再投稿。

10年前の映画だけど名作は色褪せないという感想。

時が経つと腐っちゃう映画多いと思うけど、ずっと生きていると思う。
函館で達夫も千夏も拓児もずっと生きてい
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Red(2020年製作の映画)

2.9

不倫100%メインの映画だから勿論ベッドシーンが売りだったはずなんだけど、撮り方があまりにも下手で驚いた。
妻夫木聡と言えば濡れ場得意ですよね?

夏帆のヌードを映さない手法だったのかもしれないけど、
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花腐し(2023年製作の映画)

3.5

ずーっと煙草、酒、過去に抱えた何か、退廃的な雰囲気。
「そこのみにて光輝く」 を観たことある人にとってこの作品の綾野剛はあの映画を思い出させる風貌があると思う。

内容は2人の男が、過去に付き合ってい
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

好みと言える青春群像劇だった。

大学生の日常を心の葛藤とともに淡々と描いていて普通のストーリーではあるけど、テンポも悪くなく程よく観れた。

児童福祉士と言う仕事に就職が決まったホリガイは様々な人の
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市子(2023年製作の映画)

3.8

もともと気になっている映画ではあったけど、最近の杉咲花が頭2つは抜き出ていると言う記事を読んで更に興味を持ったので鑑賞。

突然の失踪、過去に関係した人物名と過去現在を行ったり来たりする手法はよくあり
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GO(2001年製作の映画)

4.0

やっとやっと観た。
観るまで23年かかってるなんて。

やっぱりこの時代の映画の空気感好き。何故だろう?ちょっと洒落てる。

中高生でタバコに酒、暴力があるので今ではこういう映画作れないのかな。

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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.0

ストロベリーショートケイクスと同じ原作者。
監督が違うと雰囲気も変わるものだ。

甲斐性の無い登場人物ばかり。
それならもっと男女の描き方を踏み込んで作っても良かった気がする。

男が女を駄目にしてい
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

不朽の名作。

オープニングのオダギリジョーの色気で少しワクワクする雰囲気だが、内容は異なってくる。
都会に出てお洒落でチャラい女ウケする弟と田舎に染まりきっておっさん臭くダサい兄。
幼馴染の智恵子を
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.5

以前観てなんてことないラブコメなんだけど、少々エッチなラブコメ、この路線ではトップに来るんじゃないかと思った映画。
頑張ってPG-12で収めたという話を目にしたことがあるけど、それがよく伝わっていい。
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

原作未読だけど台詞が響くのが多かった。

「私が傷つく1つ1つが楽しくて、私もそういう目線で世の中を歩いてみたかった。一生に一度でいいけん…」

これはマイノリティに拘らずともどこか心の隙間に入り込ん
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