シトリンさんの映画レビュー・感想・評価

シトリン

シトリン

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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

ずっと観なきゃと思っていてやっと観れた。

若干「ショーシャンクの空に」風味だけど、生々しさがあるのがこちらの作品。

逮捕された主人公マークマフィが狂ったふりをして精神病院に入ってくる。
その病院で
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.8

学生の頃に流行った作品の1つなのにレビュー書いてなかったことに気づく。

昔、散々CMやってた。
いい年になってから再度観た時にはまるで自分も高校生の頃に戻される不思議な感覚を味わった。

独特なんだ
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箱男(2024年製作の映画)

3.0

どうにも内容が理解し難い映画。
自分の理解力の足りなさかと思ったのだけど、レビュー読むと安心する。

箱男はいつも箱の中で過ごし箱の中で日記みたいなのを書いている。
それは妄想も真実もあって色々な人が
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.9

あの年頃の痛さ、青さ、諦め、でもまだ諦められない気持ち。
大学生から社会人になった時の期待と寂しさ。
社会に出て段々社会に染まっていく悲しさ。

大学の飲み会で知り合ったぼくと彼女は付き合うことになる
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辰巳(2023年製作の映画)

3.8

喧嘩や抗争シーンがよく出てくるバイオレンスものはあまり好きじゃなく、観ても最後には飽きてしまうけど、これは最後まで観れた。

観れた理由としては後半になって人間ドラマが段々強くなっていった点だと思う。
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

東京が舞台という点に釣られて観た。

外国人から見た日本は少しおかしいことが多いけど、この映画は結構リアルに映したなと思う。外国人が見る日本にありがちなノリとかも共感できるななんて思うこともあった。
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

普通に面白かった。
過剰な期待をしないでゆるーく観ると凄くいい映画。

これはアメリカやフランス、イタリア等だから映画として映像としても成立するんだろうなぁ。

夜ってのが凄くいいね。
汚い街でも綺麗
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

映画好きから人気があるのを以前から知っていて全く柄にもないこの作品を観た。
最初のよりこちらのほうが好みだったのでこっちにレビュー。

息ぴったりなアクション。
狂気的なのに可愛い2人。

強盗に手を
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(2025年製作の映画)

4.0

何にも意識せず、モノクロでレトロな香りに釣られて観ただけの映画だったけど、タイトルの「敵」から想像するほど殺伐としていなかった。

最近、丁寧な生活みたいなものがウケやすいのかな?パーフェクトデイズも
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.8

妻子に逃げられた元脚本家のアルコール依存症の男はいつでも陽気で酒を飲んでいる。
そんな時にラスベガスである娼婦と知り合い、お互い不思議と惹かれ合い傷を舐め合うように一緒にいるようになる。
一緒に住み始
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ハッピー・バースデー 家族のいる時間(2019年製作の映画)

3.0

以前に観たフランス映画と似ているので、フランスの家族ものは家族が集まってグダグダとどうでもいい会話をしているが、急に誰がが怒り出して(叫ぶレベルで)空気が怪しくなってきて、その家族の闇が見えてくると言>>続きを読む

サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

3.8

※注意 これから観に行く方は十分にお腹を満たして行かないと辛いことになります…

もっとコメディ全開かと思っていたけど、めちゃくちゃ程よい。笑い、涙、切なさもいいバランスで、美味しそうな料理も満載。こ
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.6

この作品知らないなぁなんて思って観てみたらオムニバス映画だった。

良い意味でも悪い意味でもやっぱり2000年代の日本映画。特徴としては、特に内容重視でもなく、個性的な芸術映画が作りたかったと言ったと
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.8

多分、言われすぎていると思うけど、キャストが豪華。昭和の重みを発揮するメインの俳優たちと今はベテランとして引っ張り続ける平成に誕生した俳優たち。
これだけ集めても「キャストで釣ります」を感じないのが凄
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

90歳、無事故無違反のアールというおじいちゃんがある日、声をかけられたことでメキシコ麻薬組織カルテルの運び屋として働くことになる。
アール自体は良い人で、麻薬を運びつつ困ってる車がいれば助けてしまうし
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湖の女たち(2023年製作の映画)

2.0

これだから邦画は…と言われる"暗い、音や怒鳴り声がうるさい、無駄なエロ"の三拍子揃った邦画。個人的には暗い邦画好きでよく観るんだけど、これは途中退屈だった。

吉田修一の原作を知らないのでストーリーが
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太陽の季節(1956年製作の映画)

2.9

太陽の季節

1956年とは古い映画を観たもんだなと。
「銀座」とヨットとオルゴール、ザ昭和風オシャレでBGM含めフランスを感じさせる雰囲気。内容が胸糞という話を先に見ていたので映像が思ったより青春オ
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

湊かなえ原作なんだけど思ったより軽ーい仕上がり。
この作品に限らず、SNSのつぶやきを音声ありの映像化するとなんか滑稽になるのはなんでなんだろう?だけど、ネットって何にも変わらないんだなと思う。今もこ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

なんとなく生活するだけの夫婦間、愛情はとっくに過ぎ去って夫は女を連れ込み浮気。
その頃、妻は冷たい湖でもがき苦しみ生きる事は出来なかった。

流せない涙からの現実逃避なんだろうか。同じく亡くなった妻の
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

映画自体は知っていて、評判が良いと聞いて以来ずっと気になってはいたものの後回しだった事を後悔する出来だった。

上流階級の門脇麦が両親から結婚を急かされ縁談を受けるも女性としての男性への密かなロマンチ
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.2

平凡な工場で働く裏で転売ヤーをやっている主人公の話から始まる割に後半はたった1人の転売ヤーの為にこんな展開?って思うくらいアクション。

面白かったけど、転売ヤーの話をもう少し掘り下げて欲しかったのと
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.2

これは凄いコメディ。
韓国と北朝鮮の軍事境界線をネタにこんなにも笑える映画を作れるなんて。

最初は宝くじ1枚が飛んでいったネタだけで、お互いの国に入れるわけじゃないし、どうやって話を引き延ばすのかと
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.5

アキカウリスマキ作品に近い感覚で観るとわかりやすい映画。不器用で真っ直ぐ、社会の片隅で生きる人たち。

主人公の無口な青年は過去に刑務所に入っていた過去がある。体中にタトゥーが彫られているが、作業着で
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愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

3.5

1920年代のフランス領下のインドシナに暮らす貧しいフランス人の15歳少女と無職だが富豪の中国人男性の官能的恋愛映画。

まず、15歳少女と一回り以上も年上の男性が関係持つのは如何なものかと思ってしま
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

4.0

何年ぶりかに再鑑賞したけど、こんなに泣きそうになる話だったかなと改めて良かった。

竹本の言う「強欲は罪」はわかるけど、やっぱりあそこまで人に尽くす事は理解できない。
その前にしっかり、働いて並みの生
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

むかし、阪急電車が好きだったのにこの映画の予告を初めてみた時に、宮本信子と芦田愛菜の再共演に気づけなかったというミスをした。

BLマンガで繋がるとは、関心深いキャスティング。

芦田愛菜が演じるうら
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先生の白い嘘(2024年製作の映画)

3.2

この映画、性暴力の内容に加え、ICをつけなかったと炎上した作品でもあるので語るうえでは言葉を選ばないといけない気がしてちょっと考えてしまう。

面白かったか面白くなかったかで言えばダレる瞬間がなかった
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かくしごと(2024年製作の映画)

3.9

なかなか良い映画だと思った。

千紗子と友人飲酒運転→少年を跳ねる事故→公務員だからと怯え少年をひとまず千紗子の家に連れて帰るも傷は深くない。
その少年が親から虐待されていたと知ると千紗子は過去に事故
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.0

本日鑑賞。

もっと重いラブを想像した結果、本編は大分内容薄く感じた。エロティックな雰囲気にして「これは数奇なラブストーリー」と言う予告だったと思うけど、軸が思っていたよりブレていた気がして。

福子
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ監督作品3作目。

ちょっと面倒くさい男女がずっと不器用にすれ違ってるだけの話なのに何故か心地よく観れてしまう。
ひたすら淡々としていてネチッこさがないのもあるけど、主人公のキャラが
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

静かで落ち着ける映画。滅茶苦茶好きだ。

面白い話かと言われたら面白いわけでもないのに、何故観ていられるのだろう、何故楽な気持ちで観れるのだろう。
大人の純粋さを保った男女が本当にもどかしいぐらいに不
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.5

滅茶苦茶刺さった。大好きかも。

クリスマスに家族の元へ帰れない、全寮制の学校に通うタリーには複雑な家庭環境や思春期なりの気難しい心があって、そんなタリーと堅物で嫌われ者の教師ポールが"仕方なく"クリ
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

レビュー書いてなかったので投稿。

岩井俊二の鮮やかで控えめな空気感を代表するような映画。
まるで雪の中に溶け込んでしまいそうな中山美穂の透明感と関西弁丸出しなのに何処か繊細さを失わないトヨエツ。
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.6

タイトルのイメージからあまりブレず暗くて淡々としている女性だった。

親が娘の稼ぎをあてにしている。あてにしている金をドレスに使われて腹立てる毒親。
そのドレスを着て出会ったこれまたどうしようもない男
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.2

12年ぶりに帰った主人公と家族の会話が永遠に繰り広げられるので退屈な人には退屈。
12年ぶりの重みもあってか、それぞれ秘めた想いがありうまくコミュニケーションを取れず、微妙な空気が生々しく感じる。
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

運命的な恋、王道のラブストーリーでありながら、しっかり見入ってしまうという映画。

母親がずっとノアの手紙を捨てずにとっておいたところは心にくるものがあった。
どんなに娘の初恋の相手を貶そうとも、いつ
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