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ボディ・ダブルのkotaroのレビュー・感想・評価

ボディ・ダブル(1984年製作の映画)
3.4
思っていたよりも変な映画だった。
もっと凡庸な映画だと思っていた。
観てみると、過剰な撮影技法の駆使とヒッチコックに影響されすぎたプロットがあり、今は亡きハリウッドへの郷愁とポルノ/B級なものへの賛美を隠そうとしないシーンがあり、なんだかチグハグな、80年代なんでもありの精神で作られたかのような映画だった。

あのUFOハウス、インテリアも外装も最悪な趣味で、エスカレーターの部分なんか笑いそうになったが、それが「あえて」狙ったものではなさそうな気がしてしまうところにこの映画の強さがあると思った。
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