Louis

白毛女のLouisのレビュー・感想・評価

白毛女(1950年製作の映画)
3.4
おとぎ話や説話的とでも言えるファンタジー性を持つ一方で、民俗文化や通俗性を取り入れたリアリズム性を持った映画だった。
古い映画ほど、このような手法でメロドラマを展開させている気がする。
男女の恋愛や相思相愛の考えは、同時代日本でも小津安二郎作品の恋愛と見合いの問題にもみられるように、中国においても似たような価値観があったのだろうか。
国民党批判と共産党美化とでも言えるようなある種のプロパガンダ映画なのだろうけど、1950年の映画としてはとでも優れてると思う。
ミュージカルシーンが多すぎてくどかったけど。
Louis

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