ほしの

下り階段をのぼれのほしののレビュー・感想・評価

下り階段をのぼれ(1967年製作の映画)
5.0
街を映していくオープニングから傑作の予感。

画面に映っている人の数に驚く。舞台は生徒3000人の学校。職員も備品も全て足りず地域から嫌われている学校。そこで若手教師が頑張る。

一本調子のドラマにならず、良いことと悪いことが同時に進行するなど面白い。緊張感がずっと続く。

ワンカットの中でいろんなことが起きる。構図で心情を表現する。顔のアップ、音楽のタイミング。緩急自在で大傑作。そしてサンディデニスがとても素晴らしい。
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