このレビューはネタバレを含みます
観終わって思ったのが、「I D’ont Want Miss A Thing」はこの映画の主題歌だったんだなって…。曲は知っていても、この映画の曲だと知らなかったので、そこはとてもびっくりした。
この映画の面白いところって、小惑星をぶっ壊すっていう大胆なストーリーもそうだけど、NASAが全面協力しているというところ。本物の宇宙服であったり、現役の宇宙飛行士と共に実際の無重力訓練用のプールに入れたこと、本物のスペースシャトルの打ち上げシーンを撮影できたところ、背景の建造物でさえ全て本物だという。そう考えるととても壮大な映画で、2回目を観ても、ある意味面白いんだろうなと思った。
150分という長いものだけれど、「このシーン長すぎだろ」っていうシーンはほぼなかったので、気疲れせず観られた。体は疲れるけど。
ラストのあたりで感動する人が多いと思う。ただ、結婚式のラストが撮りたいだけなんじゃないかなとも見えてしまった。小惑星に向かうところや宇宙でのシーン・状況の情報が足りないかなと思った。どれも曖昧で、雰囲気で作り上げていく感じ。特に宇宙でのシーンは、宇宙の世界観に任せて濁している感じで、状況がうまく伝わってこなかった。
ラブシーンも別になくてもいいと思ってしまったし、今回のように綺麗にまとまっているのはいいが、ただ結婚式で終わる感じがさっぱりしすぎてたかな?もう少しブルースウィリスに感謝するようなシーンが欲しかった。